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10年使ったエアコン、買い替えると電気代はどれだけ安くなる?

マイナビニュース / 2024年7月29日 8時30分

画像提供:マイナビニュース

すでに猛暑日が続いており、今年の夏も大活躍しそうな「エアコン」。もはや私たちの生活に欠かせない家電ですが、10年以上使い続けると、性能が低下したり故障したりするリスクが高まります。また、古いエアコンは新しいモデルと比べて電気代が高くつくことがあります。

では、エアコンを買い替えると電気代はどれだけ安くなるのでしょうか? 今回は、10年以上前のエアコンと最新エアコンの電気代を比較してご紹介します。

■エアコンの電気代、1時間あたりの目安は?

夏の暑い時期には欠かせないエアコンですが、エアコンを使う時間が長いと電気代が心配です。そもそもエアコンを使うと、電気代はどのくらいかかっているのでしょうか。

多くの電化製品は「消費電力」から電気代を計算できますが、エアコンは稼働中に消費電力が大きく変動するという特性上、消費電力から単純に計算することは困難です。また、使用する部屋の大きさやエアコンの種類、設定温度、使用時間などによっても電気代は変わります。

ただし、大まかな電気代の目安を計算することは可能です。ここでは、電気代を計算するための計算式を用いて、一般的なエアコンの電気代を計算してみます。

エアコンの1時間あたりの電気代は、「消費電力(kWh)×1kWhあたりの電気料金単価(円/kWh)」で求められます。このうち「消費電力」は、電化製品が動く時に必要になるエネルギー量のことで、「W(ワット)」という単位で表記されています。エアコンの説明書やカタログなどに記載がありますので、見てみましょう。

また、「電気料金単価」は契約している電力会社やプランによって異なりますので、検針票などで確認しましょう。ここでは、全国家庭電気製品公正取引協議会の提示する電気料金の目安単価である1kWあたり31円/kWh(2022年7月改訂)で計算してみます。

たとえば、14畳用のエアコンで消費電力が70〜1,350W(冷房)のケースはどうでしょうか。70Wは0.07kW、1,350Wは1.35kWに変換して計算すると、それぞれ以下のようになります。

0.07kWh×31円/kWh=2.17円
1.35kWh×31円/kWh=41.85円

このエアコンの場合、1時間冷房を使用した時の電気代は、2.17〜41.85円ということになります。

なお、経済産業省資源エネルギー庁の「省エネ性能カタログ2023年版」によると、6〜18畳用のエアコン(冷房)の消費電力(冷房期間消費電力※)と1時間あたりの電気代、冷房期間消費電力から算出した1ヶ月の電気代は以下のようになっています。

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