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SPRINTS『ランニングキャップ』とTEMBEA『バケットトート』。大人の男にこそポップな総柄アイテムをすすめたい理由

マイナビニュース / 2024年7月23日 17時10分

こんな柄が「似合いそう」って……。
まったく、娘も妻もなんなんだ。
まあ、僕はどちらもとても気に入り、がっつり使っているのだからいいんだけど。

○■なぜか急に地味化、おっさん化する世の男性たち

ここで話はガラッと変わる。
生涯にわたり、オシャレにこだわりを持ち続けられる男性というのは、どれほどいるだろうか?
僕は、とても少ないのではないかと思っている。
これはエビデンスのない主観だが、僕はかつてそれなりに名の知れた男性向けファッション誌の編集長を務めていたので、それなりの信憑性がある見解として受け止めていただきたい。

もちろん、生涯オシャレでいられる男性もいるにはいるが、彼らは言うなれば“ファッションオタク”である。
そしておそらく男性の“ファッションオタク”は、他の趣味に没頭しているオタク、例えば“車オタク”や“アニメオタク”、“アイドルオタク”、“カメラオタク”、“音楽オタク”なんかと比べると、ずっと少数派だ。もしかしたら、桁違いの少なさかもしれない。

そんな男も10代半ばから20代にかけての頃だけは、多少オシャレ意識の昂まる人が多い。
言うまでもないがその年代の男性は、異性(とは限らないけど)の目を強く意識し、できるだけ自分を良く見せようと努めるためだ。

だがそうした時期を過ぎ30代になると、多くの男性は急速にファッションに対する興味を失う。
一昔前だったら、どうせ平日はお定りのスーツにネクタイしか着られないし、休日は家族と過ごすばかりだから、オシャレしてもしょうがないと考えた結果だと推察できる。
ところが最近は、多くの職場でカジュアルな服装が許されるようになり、オンとオフの境目が曖昧になってきているにもかかわらず、やはり男性は30になるころ無難に走りはじめ、ただコスパ重視で地味な服を選ぶようになる。

せっかく社会の規範が変わりつつあるのだから、もっと自由にオシャレを楽しめばいいのではと思うが、どうもそうはならないようだ。
○■おすすめの総柄アイテムだが、トゥーマッチにはならないように

で、そんなことを偉そうに言っているお前はどうなんだ? という話だが、僕もご多分にもれず、オシャレに大して興味のないおっさんである。
さっき「ファッション誌の編集長をやっていた云々」と、マウントを取るような書き方をしたが、実は、ファッション誌の編集をやってる頃から、至って冷めた目でオシャレ界隈を見ていた。

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