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SPRINTS『ランニングキャップ』とTEMBEA『バケットトート』。大人の男にこそポップな総柄アイテムをすすめたい理由

マイナビニュース / 2024年7月23日 17時10分

僕の属性はというと、どちらかと言えば“音楽オタク”。
若い頃から服装にこだわりはあったが、好きな音楽がらみのファッション、例えばモッズやパンク、マンチェスター系の着こなしを好んだ。それはあくまで音楽ありきのオシャレであり、真性のファッションオタクとは違う動機によるものだったのだ。

そしてもうすっかり仕上がった親父になった現在、夏場は短パンにバンドTシャツばかり。
見ようによってはたいへん痛い親父なのかもしれない。

こんな僕だがファッションで常に気にかけているのは、地味で無難な(言い換えれば「年齢相応」なのかもしれないが)アイテムだけは避けるということだ。
普段からカジュアルでいることが許されるフリーランスなのだし、できるだけポップで個性的なアイテムを選ぶことで、しょぼくれオヤジ化になんとか抗っているのである。

ご紹介した総柄アイテムは、一般的にはなかなか使いにくいものなのかもしれない。だがあえてこうしたアイテムをコーディネートにぶち込むこむと、そこがフックとなりグッと華やかに見えるものなのだ。
僕はこのほかにも、シャツやパンツでポップな総柄アイテムをいくつも持っており、それらを取っ替え引っ替え活用している。

ただし総柄アイテムは、使い方にややコツがある。
間違いなく言えるのは、使いすぎないこと。用いる場合、コーディネートの一箇所だけにするということだ。
例えばシャツ&キャップ、あるいはバッグ&パンツなどと一度に二つ以上の総柄アイテムを使うと、たちまちトゥーマッチ感が漂い、ただの変なおじさんになってしまう。

もしかしたらあまり参考にならぬ話だったかもしれないが、何かピンとくるものがあればぜひお試しあれ。
気持ちが少しは若返ること請け合いである。

佐藤誠二朗 さとうせいじろう 編集者/ライター、コラムニスト。1969年東京生まれ。雑誌「宝島」「smart」の編集に携わり、2000〜2009年は「smart」編集長。カルチャー、ファッションを中心にしながら、アウトドア、デュアルライフ、時事、エンタメ、旅行、家庭医学に至るまで幅広いジャンルで編集・執筆活動中。著書『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』(集英社 2018)、『日本懐かしスニーカー大全』(辰巳出版 2020)、『オフィシャル・サブカルオヤジ・ハンドブック』(集英社 2021)。ほか編著書多数。新刊『山の家のスローバラード 東京⇆山中湖 行ったり来たりのデュアルライフ』発売。
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(佐藤誠二朗)



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