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ケースを付けたままiPhoneが携帯ゲーム機に! 日本の家電量販店に販路を広げた「Backbone One」レビュー

マイナビニュース / 2024年7月24日 10時10分

小ぶりなスティックはPlayStation Vitaさながらの操作性

スティックや方向キーはもちろん、LRボタン、LRトリガーなど、コンシューマー機に標準搭載されているボタンはあらかた集約されている。やや小ぶりなスティックだが、2011年に一世を風靡した携帯ゲーム機「PlayStation Vita」に近いサイズ感だ。

一般的なコントローラーに比べると、若干スティックの小ささに違和感を覚えるが、操作しづらいわけではない。また、トリガーボタンはもちろん、スティックの押し込みにも対応しているのはうれしいポイントだ。

イヤホンジャックやLightningコネクターも完備。手持ちのヘッドホンが使用可能で、「Backbone One」を装着しながら充電できるのも魅力だろう。

個人的に気に入ったのは、スクリーショットと録画ができるボタン。後述する専用アプリを入れることで、iPhoneの画面のスクリーショット撮影や、録画ができるようになる。ゲームを攻略中、ちょっとしたメモとして画面をキャプチャーしたいときや、大切なシーンを録画しておきたいときに便利だ。

iPhoneがゲーム機になる専用アプリが便利

「Backbone One」の真骨頂は専用アプリとの連携だ。「Backbone One」は装着しただけでiPhone側で認識するので、Steam Linkやゲームパッドに対応したゲームで使用できるが、専用アプリをインストールすることで、さらに細かい設定ができるようになる。

何がすごいって、PlayStationやXbox Series X|Sのリモートプレイや、GeForce Nowといったクラウドゲームに対応して一括管理できる点。これらのクラウドゲームはiPhoneのスペックよりも、母艦となるPCや回戦に依存されるので、フラッグシップのiPhoneでなくても、最新のゲームがプレイできる。

そういった数々のタイトルを携帯ゲーム機のようなクオリティーの操作感で楽しめるようになるわけだ。「Backbone One」は気軽さと操作性のバランスがちょうどいい感じと言えるだろう。

なお専用アプリでできることは主に下記のとおり

・クラウドゲームやApple Arcadeのゲームをランチャーとして管理できる
・ゲーム中のスクリーンショットや動画を管理
・Twitchを配信
・友人とパーティチャットや画面の共有(フレンド登録も可)
・「Backbone One」の各種設定
・Backbone One+のサブスクリプション登録で追加機能をアンロック

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