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熱中症のサインは? 夏本番を乗り越えるために、日頃から出来る予防法【医師監修】

マイナビニュース / 2024年7月24日 10時0分

意識があり、飲み込むことができる場合は、少しずつ水やスポーツドリンクを飲ませて水分補給を行います。スポーツドリンクや経口補水液は電解質も含まれているため、より効果的です。ただし、意識が朦朧としている場合や吐き気がある場合は無理に飲ませないでください。
○【5】休息をとらせる

患者を安静にさせ、十分に休息をとらせます。回復するまで無理な活動を避けるようにします。

○【6】医療機関に連絡する

重度の熱中症が疑われる場合(意識障害、けいれん、高熱など)、速やかに医療機関に連絡して助けを求めます。救急車を呼ぶ場合は、状況を詳しく伝えて迅速な対応を依頼します。
○【1】十分な水分補給

一日を通してこまめに水分を摂るようにしましょう。特に、暑い中での運動や屋外での活動を行う前後には、意識的に水分を補給することが大切です。アルコールやカフェインを含む飲料は利尿作用があるため、汗をたくさんかくような状況下では摂取を控えめにし、代わりに水やスポーツドリンクを選びます。
○【2】タンパク質摂取を意識したバランスの取れた食事

栄養バランスの良い食事を摂ることで、免疫力を高め、体力を維持し、熱中症を防ぎます。特に、タンパク質は血液をつくるもととなるとともに、身体の水分をよく貯めておける筋肉量を増加させます。汗をかくことで失われる身体の水分量を前もって増やしておくことで、暑さに強い身体をつくれます。

例えば、肉類[鶏肉(特に胸肉)、牛肉、豚肉、羊肉など]、魚介類(鮭、マグロ、サバ、イワシ、エビ、カニなど)、卵、乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズなど)、豆類[大豆、レンズ豆、チックピー(ヒヨコマメ)、エダマメなど]があがります。また、汗をたくさんかいたあとは、塩分やミネラル(カリウム、マグネシウムなど)を含む食品を積極的に摂取しましょう。塩分は味噌汁や梅干し、カリウムはバナナやアボカド、ミネラルはナッツやシード類から摂取できます。
○【3】適切な服装

通気性の良い、吸湿性の高い衣服を選び、暑い日はできるだけ軽装で過ごします。また、外出時には帽子をかぶったり日傘をさしたりして、日差しを避ける工夫をしましょう。
○【4】運動習慣

日常的に適度な運動を行うことで、暑さに対する耐性を高めることができます。体力の高い人は身体の水分量が多く暑さにも強いということが科学的に証明されています。ただし普段の運動習慣の少ない人は、暑い日の日中の運動は避け、早朝や夕方の比較的涼しい時間帯に行うようにしましょう。また、運動前後には必ず水分補給を行いましょう。
○【5】休息と睡眠

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