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「デジタル終活」が必要だと思う理由、1位は? - 「家族が知ったら確実に気絶する」「いわゆるヲタクなので」の声

マイナビニュース / 2024年7月24日 12時4分

3位は「遺産をきちんと残すため」には、「株をやっているから、情報共有しておかないと放置されてしまう」(30代 女性)、「せっかく貯めたお金が、ネット銀行にあるがゆえに家族に残らないのはもったいないから」(40代 女性)、「ネット銀行やネット証券に預けているお金を無駄にしないためにも、必要だと思います」(50代 男性)といった声が寄せられた。

他にも、「契約しているサーバーの管理は誰も知らないから」(40代 男性)、「何もやましいことはないけど、早めに整理してシンプルな暮らしをしたい」(40代 女性)、「自分自身の気持ちを整理できますし、死後の心配も減ると思います」(50代 女性)などの理由が寄せられた。
○デジタル終活を始める時期は「死を意識したら」

デジタル終活を始める時期としてもっとも多かったのは「死を意識したら(184人)」だった。「50歳や60歳など、一定の年齢になったら」「老いを感じたら」という回答もみられた。死や老いを実感すると終活について検討し、終活の一環でデジタル終活について考える人が多いと考えられる。

一方で「年齢や体調に関わらず、思い立ったらすぐ」という人も多くなっている。「不慮の事故で亡くなる」「病気が見つかってからの進行が早い」など、デジタル終活が間に合わないこともあるからだと考えられる。親族の急死を経験し、デジタル遺品のトラブルで困った経験がある人もいるかもしれない。
○デジタル遺品のトラブルをなくすためにした方がいいことは「パスワードのリスト化・共有」

「デジタル遺品のトラブルをなくすためにした方がいいことは何だと思うか」聞いたところ、圧倒的1位は「パスワードのリスト化・共有(266人)」となった。2位「サービス・アカウントの解約(153人)」と3位「データの削除(101人)」は、どちらもデジタル遺品を減らす方法だった。

具体的にみていくと、「パスワードのリスト化・共有」を選んだ人からは、「信頼できる家族にSNSのパスワードを伝えるか、亡くなったあとにわかるようにしておく」(30代 女性)、「スマホのパスワードを家族と共有しておくことです」(40代 男性)といった意見が寄せられた。死の直前まで利用するネット銀行・ネット証券の口座やサブスクなどは、死後の管理や処分を遺族に任せることになる。ログインIDやパスワードがわかっていると手続きがスムーズなので、IDとパスワードをリスト化して家族と共有したいと考えている人も多数。ただしパスワードは、普段は家族にも秘密にしておくもの。「自分が生きているうちに、家族がIDとパスワードを使って自分のアカウントにログインしたら、怒る」という人もいるかもしれない。そのためパスワードではなく、パスワード再発行に必要な情報(IDとメールアドレスなど)を伝える方法もある。なおスマホのロックが解除できなくて困ることも多いため、「ロック機能を解除しておく」という人もいた。ただロック機能をかけておけないと、第三者にスマホの中身を容易に見られてしまうという大きなデメリットが発生する。

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