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JAL、小学生と一緒に“サステナブルな未来の旅”を考えるワークショップを開催

マイナビニュース / 2024年7月24日 11時22分

画像提供:マイナビニュース

日本航空は6月23日、JAL SKY MUSEUMにて小学生向けのイベント『JALこども未来開発本部』を開催。“サステナブルな未来の旅”をテーマに掲げ、JALの社員および現役パイロットが小学校3年生~6年生の19名と一緒に「環境問題」や「SDGs」について意見を出し合った。

○■子どもたちのアイデアは?

今回の催しはサステナビリティについて考えるワークショップのほか、JAL SKY MUSEUMの見学、そして格納庫の見学もセットになっていた。一般募集は7月2日から2週間かけて行ったが、全国から600件を越える応募があったという。

ちなみにJAL SKY MUSEUMでは、キャビンアテンダントの制服の変遷(東亜国内航空、日本エアシステム時代を含む)がたどれるほか、ビートルズも来日時に羽織ったハッピコート、国際線ファーストクラスで配られていたフライトバックの東京オリンピックモデル、機内で土産として販売されていたスチュワーデスのコスチュームをまとったバービー人形などユニークな品々を展示。運航乗務員、航空整備士の仕事を紹介するコーナーもあった。

さてワークショップにおいて、子どもたちは4つのテーブルに分かれて意見を出し合った。その冒頭、日本航空の内田彪氏はイベントの趣旨について以下のように説明する。「JALはこれまで70年以上、安全・安心な空の旅をお届けしてきました。私たちは『移動』や『旅』に、人の人生や暮らしを豊かにする力があると信じています。今後も、たくさんの人が様々な場所を訪れて新しい人に出会い、色んな体験をするでしょう。そのために、いま私たちがすべきことはありますか? 未来を担う皆さんからアイデアをもらうため、今回、JALこども未来開発本部の子ども社員を募集しました」。

ここで現役パイロットの岡田哲也氏は「空から地球を見たとき、雪が少なくなっていることに気付くんです」と紹介。アラスカ半島の上空で撮影した2013年と2023年の写真を比較して、地球温暖化が進んでいる現状を伝えた。

持続可能な世の中にしないと、人々は旅行もできなくなってしまう――。では実際、航空会社は飛行機内や空港において、どんな取り組みを行っているのだろうか? ここからはJAL SKY MUSEUMの展示を見ながら「旅のなかでできるサステナビリティ」を考える時間となった。

岡田氏の「みんなにやさしい未来の飛行機は、どんな燃料で飛ぶでしょう?」という問いかけに、頭を悩ます子どもたち。答えは「家で使い終わった油」だった。いま世界では、使用済みの食用油、廃棄油などの原料から持続可能な航空燃料SAF(Sustainable Aviation Fuel)を精製する研究が進められているとのこと。

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