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JAL、小学生と一緒に“サステナブルな未来の旅”を考えるワークショップを開催

マイナビニュース / 2024年7月24日 11時22分

岡田氏は、JALの紙コップはティッシュペーパーなどにリサイクルしていること、飛行機の座席のカバーは捨てずにポーチやかばんにアップサイクルしていることなども紹介。また「航空券をモバイルチケットで発行することも環境負荷を減らす行動です」とする。

このあと、コックピットでは操縦方法を披露。「飛行機が着陸した後は、不必要なエンジンを止めることでCO2の削減にも貢献しています」と明かした。

部屋に戻った子どもたちは、これまで学んだことをベースに「飛行機や空港でできるサステナビリティ」について活発にアイデアを出し合った。そしてチームごとに発表。「管制塔で緑を育てる」といった意見もあれば「機内食にトウモロコシを出してバイオマス燃料をつくって飛行機の燃料にする」「飛行機の部品を海洋ごみからつくる」「機内食の容器は洗って使える食器に代える」などの発表もあり、JALの社員も大きくうなずいていた。

岡田氏は「皆さんのアイデアに圧倒されました。リサイクル、アップサイクル、ごみの分別、まだまだJALグループにできることはたくさんありそうです。私は運航乗務員という立場ですが、できることから実行していきたいと思いました」。

また日本航空 執行役員の崎原淳子氏は「皆さんの発表を聞いて、とても勉強になりました。大人の社員だけで話していると気付かない発想、思い浮かばないアイデアがあり、『そんな身近なところにもサステナビリティにつながるヒントがあったんだ』と教えてもらいました。これからJALのサービスに取り入れていきたいと思います。JALは今後とも、未来を担う皆さんと一緒にサステナビリティについて考え、行動していく機会をつくっていきますので、これからも是非、ご参加いただければ嬉しいです」と呼びかける。

最後に、内田氏は「今日は『みんなにやさしい未来の旅』について考えてもらいました。皆さんも、これから買い物をする、電車に乗る、ごはんを食べる、お風呂に入る、など日常生活の色んな場面で『みんなにやさしい未来の旅』について考えてみてください。お家の人や、学校で友だちにも話してもらえたら。社会全体でサステナビリティについて考えることで、持続可能な世の中を実現できたら良いなと思っています」とまとめた。

このあと、子どもと保護者は格納庫の見学へ。間近で見る飛行機の大きさに、子どもだけでなく大人も夢中になっていた。

近藤謙太郎 こんどうけんたろう 1977年生まれ、早稲田大学卒業。出版社勤務を経て、フリーランスとして独立。通信業界やデジタル業界を中心に活動しており、最近はスポーツ分野やヘルスケア分野にも出没するように。日本各地、遠方の取材も大好き。趣味はカメラ、旅行、楽器の演奏など。動画の撮影と編集も楽しくなってきた。 この著者の記事一覧はこちら
(近藤謙太郎)



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