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香川・琴平で「海上安全祈願祭」開催- 琴平海洋博物館で海を知ろう

マイナビニュース / 2024年7月24日 14時28分

近隣の地域からも子どもたちが校外学習などで多く訪れる施設のようで、3階には海に関する図書を集めた「こども文庫」も設けられている。同フロアには「しんかい6000」の紹介映像を見られるエリアや港について学べるコーナーなどもあり、昔のエンジン類や羅針盤などの実物の古い船舶用機器なども展示されていた。

4階は飛龍丸や咸臨丸、日本丸といった大型の船模型を展示するエリア。飛龍丸は高松藩の初代藩主が参勤交代などのために寛文9年(1669年)に建造した御座船で、図面が現存しないため文献から再現されている。

同フロアには操作感や音響にこだわった操船シミュレーターもあり、船長気分を味わえるようだ(別料金200円)。

さらに5階は映像&サウンドシアターとなっており、屋上には船の操舵室を模した展望ブリッジがある。天気のいい日には正面に瀬戸内海を望むことができ、右手には琴平の街並みが広がる讃岐平野と、讃岐富士と言われる飯野山の景色が楽しめる。左手側は金刀比羅宮が鎮座する「象頭山」(琴平山)で、その中腹に社務所や大門が確認できた。

展望ブリッジの手前にある屋上のプールでは重量3、4キロほどあるという大きなラジコン船をリアルな舵輪やエンジン・テレグラフなどを使って操作できる(別料金200円)。

琴平海洋博物館では近隣の博物館や国立博物館等から所蔵資料の借用願いの申し出を受けており、昨年は高知の桂浜にある坂本龍馬記念館の特別展で坂本龍馬にゆかりのある資料の貸し出しなども行ってきたそうだ。

常設展示されていない所蔵資料に関する情報もホームページで公開しており、一般の人も許可申請を出せば閲覧・撮影などが可能。令和4年に船遺産の認定された海上保安庁の巡視船「あらかぜ」などの屋外展示もあり、桜の季節は多くの人が訪れるスポットだという。機会があれば、ぜひ一度訪ねてみてはいかがだろうか。
(伊藤綾)



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