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「次世代型システムインテグレーター」を目指す、TDCソフトの戦略

マイナビニュース / 2024年7月24日 15時54分

プラットフォームソリューションは、ITインフラの環境設計・構築・運用支援・ネットワーク製品開発・ネットワークインテグレーションなどを提供し、新たな付加価値を創造し、クラウドニーズの継続により事業自体は堅調に拡大する見込みだという。

ITコンサルティング&サービスは、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に向けたIT戦略、システム化構想の立案、技術コンサルティング、自社アプリ、BI(ビジネスインテリジェンス)/DWH(データウェアハウス)、ERP(Enterprise Resource Planning)、CRM(顧客関係管理)などのソリューションサービスを提供。SaaS(Software as a Service)、iPaaS(Integration Platform as a Service)といったクラウド系ソリューションが堅調となっており、収益性の高いプライム案件を拡大させていく方針だ。
次世代型システムインテグレーターに向けた3つの主要戦略

一方、近年の同社におけるビジョンは「次世代型システムインテグレーター」を掲げている。その定義について、大垣氏は以下のように説明した。

「市場や社会の潜在ニーズを捉えて準備することで、新たな潮流に対応した付加価値の高いITサービスを提供し、スマートな世の中の実現に貢献することを意味する。つまり、お客さまの潜在ニーズを捉え、提案する力を具備することが次世代型のシステムインテグレーターということ。見えないニーズに対して提案することで、社内では“お節介であれ”という言葉があり、それぐらいのサービスを提供していくことを目指している」(大垣氏)

こうしたビジョンのもと、同社では「高付加価値SIサービスの追求」「SIモデル変革の推進」「事業領域の拡大」の3つを主要戦略としている。

高付加価値SIサービスの追求

高付加価値SIサービスの追求では、スキームとして「Technology Beyond」を用意し、今後の社会やビジネスにインパクトもたらす先進技術や市場動向をふまえ、将来の変化を予見し、注力分野を見定める。

Technology Beyondでは、従来からの「データアナリティクスプラットフォーム」「クラウドネイティブアーキテクチャ」「UXD(顧客体験設計)」「セキュリティ」「オートメーションマネージドサービス」のほか、新たに「ネットワークデザイン」を加えた。短期的には既存事業とのシナジー関係に加え、3~5年先の未来を意識して毎年度に技術投資すべき分野を社内のトップエンジニア、経営陣で議論し、選定していく。

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