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猛暑対策の最前線を見た。シャープ“飲む氷”用冷蔵庫、2万円切る全身水冷スーツも

マイナビニュース / 2024年7月25日 19時35分

“唯一の水冷式”着るエアコン、富士通ゼネラルブースで体験。暖房にもなる

富士通ゼネラルのブースでは、2023年に発売したウェアラブルエアコン「Cómodo gear i3」を中心とした体験コーナーが注目を集めていました。

Cómodo gear(コモドギア)シリーズは、炎天下の作業環境で働く人々のために開発されたB to B向け製品。3つのサーモモジュール(ペルチェ素子)を内蔵したネックバンドと、ペルチェ素子を冷やす液体を流すチューブ、ラジエーターとバッテリーで構成しており、“エアコンメーカーにしかできない唯一の水冷式”であることが最大の特徴とアピールしています。最新版の「i3」は冬でも使えるよう、暖房機能も追加しています。導入費用はレンタルで月額10,000円(税別)、買い切りで1台60,000円(同)。

首にある頸動脈を、アルミプレートでおおったペルチェ素子を使って冷やす点は一般的なネッククーラーと変わりませんが、市販製品ではペルチェ素子の発熱を空冷式で冷やすものがほとんど。コモドギアシリーズは、ペルチェ素子を液体で冷やす水冷式を採用しており、放熱能力が高く「空冷式では得られない本格的な冷却効果を提供できる」点を特徴としています。たとえば周辺が40度の環境では、外気温よりも20度温度を下げられるとのこと。空気を通さなくてよいので、鉄鋼業界など熱源に近い現場から引き合いがあるそうです。

ブースでは冷却モードに加えて暖房モードの実演も行っており、首元をしっかり冷やしたり、反対にゆっくりと温めていったりするのを実感できました。冷却モードから暖房モードに切り替えるのにかかる時間は30秒ほど。なお、暖房モードではペルチェ素子を冷やす必要がないので、水冷の仕組みはストップするそうです。

連続使用時間は約2〜7時間で、冷却モードはノーマル、フル、エコの3つから選べ、ノーマルでは4時間使用可能。バッテリー部には国内メーカーのセルを採用し、延焼防止に配慮した設計になっているとのこと。作業環境に合わせて、ポシェットやボディバッグ、ワークベストなど5つの装着方法が選べます。

赤ちゃんと外出するときの暑さ対策「空調ベビーケープ」

空調服のブースで注目したのが、ダッドウェイのオリジナルブランド「BabyHopper」(ベビーホッパー)と共同開発した「空調ベビーケープ」。赤ちゃんが涼めるように、ケープの内部に空気を通す空冷ファンを備えた製品で、抱っこひもとベビーカーのどちらにも固定して使えるように設計。首がすわった赤ちゃんを対象としています。

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