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高橋文哉、カリスマヤンキー役の金髪に自ら提案も…撮影直前までこだわり抜いて完成『伝説の頭 翔』

マイナビニュース / 2024年7月26日 11時30分

○主人公がヤンキーになりたくないヤンキー作品

――ヤンキー作品にはどんなイメージがありましたか。

憧れがありました。ヤンキー漫画や映画を見たあとに外に出ると、自然に風を切って歩いてしまったりして。「今なら、誰にでも勝てるんじゃないか」と錯覚させてもらえる作品だと思います。

――世の中にはたくさんのヤンキー作品がありますが、今作の特徴は。

ヤンキーになりたくない主人公が、てっぺんに立つところです。「僕はヤンキーが嫌いだ」「ヤンキーになりたくない」という達人の台詞がたくさん出てくるのですが、はっきり言えるところは見ていて気持ちがいいと思いますし、実は社会で頑張っている人たちがほしい強さなのかもしれないなと。自分の意見を口に出せないとき、達人を思い出したら言えるようになる、そんな主人公に注目していただけたらうれしいです。

○自分以外のためなら頑張れる

――第1話では、タイマンの前に達人が「いざって時は逃げちゃいな」とアドバイスされる場面がありました。高橋さんがこれまでお仕事をされてきたなかで、「もう逃げ出したい」と思った瞬間はあれば教えてください。

一度もありません。スケジュールが詰まっているときに、「もう寝たい」と思うことがあるぐらい(笑)。自分が逃げても、自分も救われないし、周りも皆救われないと思っているので、皆のことを考えると、逃げる選択肢は出てきません。

――すごい! その意識を持ち始めたのは。

ここ1年半ぐらいですね。こうやって取材を受けさせていただくなかで、「なぜそんなに頑張れるんですか」という質問をしていただくことがよくあって。今まで「分かりません」と答えていたのですが、こうやって頑張れている以上、何か理由があるだろうと考えてみたんです。そうしたら、僕は自分のために頑張っているのではなく、自分以外の方のためになら、頑張ることができるんだと気づきました。

――高橋さんのファンの皆さんにメッセージをお願いします。

『伝説の頭 翔』は、応援していただいている方々に、新しい一面を見ていただける作品になるのではないかと思っています。自信というと語弊があるのですが、それぐらい気合いが入っています。この作品がたくさんの方に愛されるために何が必要なのか、僕も現場の皆も常に考えていて、その思いが映像にあふれ出ていれば。そして、その思いを見てくださる方々にしっかりと受け取ってもらえたらいいなと思います。

――ありがとうございました!

■高橋文哉
2001年3月12日生まれ、埼玉県出身。2019年にテレビ朝日系『仮面ライダーゼロワン』で主演を務め、注目を集める。近年の主な出演作にドラマ『最愛』(21)、『君の花になる』(22)、『フェルマーの料理』(23)、映画『交換ウソ日記』(23)など。2024年は、映画『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』、『からかい上手の高木さん』など。バラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』、ラジオ番組『高橋文哉のオールナイトニッポンX』にレギュラー出演中。公開待機作に、映画『ブルーピリオド』(8月9日公開予定)、『あの人が消えた』(9月20日公開予定)、『少年と犬』(2025年春公開)がある。
(八木ひろか)



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