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給与をアップ、就活のAI利用も理解 - 調査から企業の配慮が浮かび上がる

マイナビニュース / 2024年7月26日 8時24分

画像提供:マイナビニュース

「マイナビ2025年卒 企業新卒採用活動調査」によると、2025年卒向けインターンシップ実施率が調査開始以来の最高(61.3%)となったようです。人手不足、採用難が続くなかインターンシップを通じて認知度の向上につなげようとする企業側の苦労がうかがえる結果ではないでしょうか。

同調査では、職種別採用や勤務地確約採用の導入、給与の見直しなど、志望企業の選択に影響を及ぼしそうな項目についても報告しています。今回は、学生にとって朗報と言えそうな企業側の動きについてレポートします。
職種別・勤務地確約採用が浸透

同調査では、今年、企業がどのような採用手法を実施したのか、そして、実施して良かったと思う採用手法についてヒアリング。実施した採用手法でもっとも多かったのは「WEB 面接の実施」(53.4%)で、実施して良かったと思う採用手法でもトップとなりました。

そして、実施した採用手法の2位に「職種別採用」(37.6%)が入り、実施して良かったと思う採用手法でも2位という結果でした。

また、実施した採用手法の5位に「勤務地確約(限定)採用」(19.7%)が入っており、実施して良かったと思う採用手法でも同じく5位となっているのです。

職務内容や勤務地は、入社前後のギャップが大きければ大きいほど学生はリアリティ・ショックを受けやすいので、職種や勤務地を明確化した採用手法を取り入れる企業が増え、一定の手ごたえが得られている状況は、学生側にとってもプラスの材料ではないでしょうか。

初任給の引き上げを実施した企業が前年より増加

初任給の引き上げも、学生にとっては明るい材料です。日本政府は今、賃上げ、所得増を強力に推し進めていますが、新入社員の初任給の引き上げにも波及効果があるようです

同調査で初任給の引き上げについて聞いたところ、2025年卒の学部生の総合職採用について初任給の引き上げを行った企業は84.4%で、前年からから14.4ポイント増加しました。

上場企業と非上場企業に分けても、ともに8割を超える企業が初任給の増額を行っています。

また、引き上げ額でもっとも多かったのは、「1~2万円未満」(35.9%)で、この数値は前年の約2倍となっています。

12.3%の企業が学生のAI利用を実感、就活でのAI活用に6割が好意的

企業が就活におけるAI(人工知能)の活用を好意的にとらえていることも、学生にとってはポジティブに受け取れる要素ではないでしょうか。

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