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ホンダ「シビック」のMT専用グレード「RS」に試乗! 通常版と何が違う?

マイナビニュース / 2024年8月1日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

ホンダは2024年秋に「シビック」のマイナーチェンジを実施する。注目はマニュアルトランスミッション(MT)専用グレード「RS」の登場だ。RSと普通のシビックは何が違うのか。このご時世にMT専用グレードを買う意味とは? 通常版とRSを乗り比べて考えた。

RSの内外装はシャープさマシマシ!

新型RSのエクステリアは通常版に比べてシャープさが増している。具体的には、通常版ではメッキ加飾だったヘッドライトリング、ドアのサッシュやモールディング、ドアミラー、シャークフィンアンテナ、エキゾーストパイプ、アルミホイールとナットなどをブラックアウト。かなり精悍な印象だ。

「爽快フェイス」と呼ばれるスリーク形状なフロント部は、先端のエッジを立たせることで、より鋭い顔つきの「ニュー爽快フェイス」に。フロントグリルとリアハッチにはレッドのRSエンブレムを装着する。全体としてはアンダーステートメントながら、クルマ好きにはグッとくる迫力を醸し出している。

インテリアは基本的に現行と共通だが、エアコンルーバーにレッドの縁取りを施し、さりげなく差別化を図っている。よく見ると、現行シビックのMTのシフトノブがほぼ球形だったのに対して、RSのそれは操作がしやすい楕円形に変わっている。

RS→現行MT→RSの順で乗ってみた

試乗の舞台は伊豆にある「自転車の国サイクルスポーツセンター」。1周5kmのワインディングコースを3周ずつ、RS→現行MT→RSの順に乗って違いを確認した。RSが装着するタイヤはスポーティーなグッドイヤー「イーグルF1」。エンジンは1.5L直列4気筒ターボ(スペックは非公表)で現行型と同じだった。

まずはRS。握りやすい形状のシフトノブで1速、2速、3速とシフトアップしながら右コーナーの登り坂を過ぎ、いよいよ次のコーナー手前でアクセルを戻し、ブレーキングを入れつつ初めてのシフトダウンを敢行する。クラッチを踏むや否や「ブォンッ!」と回転が上がり、3速から2速へのダウンがスムーズかつ一瞬で決まる。次のコーナーに向かってシフトアップと加速、そして減速しながらクラッチを切ると、その瞬間にまたもや「ブォン!」と回転合わせをしてくれるではないか。そのタイミングに合わせてダウンシフトしてクラッチをつなぐ。まさにヒール&トゥのような回転合わせを自動で行ってくれる「レブマッチシステム」。すばらしい。

次に乗った現行MTモデルで同じコーナーを通過してみると、シフトダウンがうまく決まらず、ギクシャクしてしまう。実は筆者は3速から2速へのダウンが苦手。ヒール&トゥも上手にできないので、ダブルクラッチで乗り切ることに。一度のシフトダウンで2回クラッチを踏むことになるので時間がかかるし、左足が疲れる。自分がこんなに下手だったとは……。

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