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なぜ今、マニュアル専用車なのか! ホンダ「シビックRS」開発陣に聞く

マイナビニュース / 2024年8月2日 11時0分

「シビックRS」に盛り込んだ技術は?

シビックRSの開発に際しては、現行型シビックのMTモデルで気になるポイント(エンジンの回転落ちの遅さなど)について、「最新の技術を入れれば治せるのでは」と考えたそう。もっとスポーティーなクルマにしたいとの思いで開発を進めたという。

車体研究開発責任者である四輪開発センターの高田直樹氏によると、具体的には「タイプR」と北米向けスポーツグレード「シビックSi」で好評を得た機能の「レブマッチ」や「ドライブモード」の追加、慣性モーメントを30%軽減したシングルマスの軽量フライホイールと素早い回転落ちを実現するエンジン制御、軽快で一体感のあるハンドリングのためのステアリングトーションバーレートの60%アップ、剛性と初期入力の応答性をアップして接地感あふれる旋回フィールを実現するRS専用のサスペンションシステム、16インチ化によって大径化したブレーキなど、走りのために手を入れたところは多数あるとのことだ。

話を聞いていると、この「RS」の意味、タイプRの「R」とSiの「S」の頭文字をくっつけたものとも考えられる。

エクステリアでは、サイドから見た時に違いがわかるシャープになったフロントノーズ形状(「ニュー爽快フェイス」と名付けられた)、専用ブラックのホイール(ナットも)、前後に取り付けた赤のRSバッジなどで差別化を図った。インテリアはエアコン吹き出し口に赤の縁取りを施して違いを出している。

このようなとんがったモデルを世に出してくれる自動車メーカーはだんだんと少なくなってきた。ターゲットユーザーは20~30代の「クルマ好きミレニアル世代」とのことだった。

原アキラ はらあきら 1983年、某通信社写真部に入社。カメラマン、デスクを経験後、デジタル部門で自動車を担当。週1本、年間50本の試乗記を約5年間執筆。現在フリーで各メディアに記事を発表中。試乗会、発表会に関わらず、自ら写真を撮影することを信条とする。 この著者の記事一覧はこちら
(原アキラ)



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