BMWの新型「5シリーズツーリング」登場! これを買うか、ノイエを待つか…
マイナビニュース / 2024年7月30日 11時0分
BMWの新型「5シリーズツーリング」が日本に上陸した。デザインは昔のBMWが戻ってきたような感じ? ステーションワゴンで気になるラゲッジスペースの大きさは? 「ノイエクラッセX」発売の噂も出る中、このクルマを今すぐ買うべきなのか……。実車を確認してきた。
5シリーズツーリングは6世代目
5シリーズツーリングは1988年発売のE34型5シリーズセダンのステーションワゴン版として1991年に登場。今回の新型は、5シリーズセダンとしては8代目となるG60型のワゴン版だ。型式はG61型、5シリーズツーリングの世代としては6代目となる。
ボディは全長5,060mm、全幅1,900mm、全高1,515mm(一部モデルは1,505mm)、ホイールベースは2,995mm。直接のライバルなるメルセデス・ベンツ「Eクラス」のステーションワゴンよりも全ての項目でわずかにサイズが大きい。
エクステリアはセダン同様、フロントが突き出たシャークノーズ形状を持つ長いボンネットが特徴。ブラックで横長の大きなキドニーグリルは、光ファイバーを使用して停車時や走行中でも輪郭が光るアイコニック・グローライティング仕様になっている。
インテリアもセダン同様で、12.3インチのインフォメーションディスプレイと14.9インチのコントロールディスプレイを組み合わせた「BMWカーブドディスプレイ」がドライバーの眼前に広がる。車載ゲームができたりビデオストリーミングの視聴ができたりするので、電動モデルの充電中も待ち時間を楽しく過ごせるだろう。
ルーフ全体に広がる広大な開口部を持つパノラマ・ガラス・サンルーフ(ブラインド付き、セレクトパッケージで設定可能)は、5シリーズツーリングの初期モデルから採用されている(E34ツーリングはWサンルーフで後席上方まで開口部があった)お約束の装備だ。
ツーリングの特徴となるラゲッジスペースは高さ415mm、奥行き1,080mm、最低横幅1,147mm。容量は570Lだ。分割可倒(40:20:40)のリアシートを倒せば1,700Lという広大なスペースが出現する。大きなハッチ全体を上げなくてもラゲッジの荷物が取り出せるリアガラスハッチは今回、採用が見送られた。
エンジンは4気筒のみ、電気自動車(EV)も用意
パワートレインはICE(エンジン車)とEVがある。
ICEは145kW(197PS)/400Nmを発生する2.0L直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載する「523dツーリングxDrive エクスクルーシブ」(890万円)と同「Mスポーツ」(960万円)の2種類。どちらも4輪駆動で0-100km/h加速は7.5秒だ。
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