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3位からの大逆転! 高校生が考えた「PowerShot V10」販促プラン、京急が採用

マイナビニュース / 2024年7月29日 16時0分

画像提供:マイナビニュース

キヤノンの新コンセプトVlogカメラ「PowerShot V10」、この製品をZ世代の若者に売り込むためのマーケティングプランを現役高校生が考える、というユニークな産学連携のプロジェクトが2023年の販売開始に合わせて実施されました。最終的な結果発表から約1年、当時高校生が考案したアイデアを実際に形にすべく動きがありました。

プロジェクトに興味を示したのは、逗子・葉山や三浦半島などの観光地と羽田空港や都心を結ぶ路線を擁する京浜急行電鉄(京急)。スタンプラリーの要素を盛り込んだアイデアが、観光向けの割引きっぷとの相性がよいのでは、と注目。連絡を受けた高校生のチームが横浜の京急本社に赴き、「葉山女子旅きっぷ」とスタンプラリーを組み合わせたアイデアをもとにプレゼンテーションを実施。京急社内での検討を経て、見事採用に! 実はこのスタンプラリーのアイデア、2023年のプロジェクトでは1位ではなく惜しくも3位となったアイデアで、見事に大逆転での採用となりました。

○高校生が京急本社でのプレゼンに臨んだ

2023年5月、PowerShot V10の発表後に始動したのが、産学連携のプロジェクト「探究ラボ キヤノン“PowerShot V10”プロジェクト」。キヤノンには「若い人にカメラを使ってもらいたい、カメラのよさを知ってもらいたい」という思いがあったのですが、Z世代向けのマーケティングはプロの担当者でも頭を悩ませるもの。そこで、Z世代の若者に売り込むためのマーケティングプランを現役の中学生や高校生が考え、そのプランを体現するVlog作品をPowerShot V10で撮影して制作する、という内容のプロジェクトが始まりました。

約2カ月の制作期間を経て、キヤノンマーケティングジャパン本社で最終選考会を実施。各チームの最終プレゼンや審査を経て1位に輝いたのは、1台のPowerShot V10を友だちで共有してみんなが撮影した日常を楽しみ合う“交換日記”的な使い方を提案した、富士見中学校高等学校 F4チームのアイデアでした。

プロジェクトの始動から1年が経とうとした2024年5月、プロジェクトを主催したキヤノンマーケティングジャパンやCURIO SCHOOLから、富士見中学校高等学校に思いがけない知らせが。京急がプロジェクトのアイデアに興味を示したので、実現に向けて内容を詰めてプレゼンテーションをしてほしい、と連絡があったのです。

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