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美しい庭園を散策するパズルゲーム『Botany Manor』で、大人の夏休みを満喫しよう

マイナビニュース / 2024年7月30日 10時45分

画像提供:マイナビニュース

梅雨が開け、心も体もアツくさせる夏がやってきた。海水浴や花火大会など、夏らしいレジャーを楽しみたいところではあるが、気象庁によれば今年も酷暑となる予想。各地で最高気温40度オーバーを記録するようなときに外出したら、身の危険すら感じるだろう。

クーラーの効いた涼しい部屋にいながらも、自然に触れ、夏休み感を味わえないものか。そう考えながらSteamサマーセールでゲームを探していたところ、イギリスのインディーゲームスタジオ「Balloon Studios」が制作した作品『Botany Manor』に出会った。

「夏休みの宿題」のワクワク感が楽しめる、植物標本づくり

『Botany Manor』は、一人称視点のパズルアドベンチャーゲーム。ヴィクトリア朝が全盛期を迎えた1890年のイギリスが舞台だ。プレイヤーは、庭園で植物学の研究に励む女性「アラベラ・グリーン」となって物語を進める。

霞みがかった温室内の倉庫からゲームがスタートし、アラベラは一通の手紙と小包を手にする。手紙の差出人は庭園の管理人で、どうやらアラベラは長期旅行で家を留守にしていたらしい。

小包の中身は、自著『過去となったフローラ』。本の表紙を開くと、「研究を終えてハーバリウム(植物標本)が完成したら、返送してほしい」と出版社からのメッセージが添えられていた。この本を完成させるべく、庭園内で植物の研究を進めていくことが本作の目的のようだ。

温室内の扉を開くと、早速チュートリアルが始まる。空気清浄効果を持つ「キヨラカザグルマ」の種を手に入れると、本にページが追加された。植物を育てて標本を完成させるためには、いくつかの「手がかり」が必要となる。まずは温室内を探索し、情報収集をしなければならない。

黒板の研究レポートや友人の手紙からヒントを得て、手がかりをひとつずつ当てはめていく。すると、「シチリアの火山付近に生育する植物」「限られた気温でしか育たない」「空気清浄効果がある」など、少しずつキヨラカザグルマの特性が見えてきた。

鉢植えに種を蒔き、水を与え、手がかりにあった適正温度まで室温を上げると、キヨラカザグルマが見事な花を咲かせた。温室の澱んだ空気が洗浄され、ガラス張りの天井の向こうに美しい青空が広がる。本のページには植物の絵と詳細内容が加わり、完成へと一歩近づいた。温室を出て庭園へと進み、アラベラはさらなる植物の研究に励むこととなる。

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