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球宴を盛り上げた“声援”で撮影するフォトスポット「Yell Selfie」とは?

マイナビニュース / 2024年8月7日 7時2分

道堂氏は「Thermo Selfieは事務的な検温を楽しくする、いわば“マイナスをプラスに”というものだったが、Yell Selfieはイベントをさらに盛り上げるもの、言うなれば“エンタメのプラスをもっとプラスに”するために開発している」とし、「ライブやスポーツ会場などで声を届けることを重要視していて、声援を可視化して“エールを届けている”ことを体感できるよう工夫を重ねている」と語った。

なお、Yell Selfieはこれまで音楽フェスなどで設置した実績はあったものの、スポーツイベントへの設置は今回のマイナビオールスターゲームが初めてとのこと。多くの野球ファンが撮影を体験したとのことで、道堂氏は「野球やスポーツの持つ“応援”という熱量がYell Selfieと組み合わさり、体験者だけなく、それを見ている人からも自然と拍手や声援が湧き起こり、やはり相性がいいんだなと感じた」と語った。
○「ノンバーバルコンテンツ」を創り続ける

HYTEKでは、日本が持つさまざまなテクノロジーを、コンテンツの力を通じて発信することを目指し開発を進めており、特に国籍や年代を問わずに楽しめる“非言語”のコンテンツを重視しているという。発声という直感的な動作にアプローチしたYell Selfieはその際たる例であり、これからも便利さよりも楽しさにつながるものを創り出していきたいとする。

またすでに、この夏以降に行われるさまざまなイベントでのYell Selfie設置に向けて話し合いが進められているとのことで、今後はスポーツや音楽に限らず、“エール”が力を発揮するさまざまな場面に結び付けて、取り組みを広げていきたいとしている。

それまで当たり前のように人々を支えていた声援は、コロナ禍によって一気に失われてしまった。しかしその声が徐々に戻ってくるにつれて、やはりその大きなエネルギーは不可欠なものになっている。マイナビオールスターゲーム2024 第2戦で設置されたYell Selfieは、たくさんのエールを受けてシャッターを切り、思い出の瞬間を収め続けた。

そして試合中には神宮球場全体に大きな声援が響きわたり、躍動する選手たちを後押し。史上最長の試合時間となり、得点や安打数などがオールスターゲーム史上最多を記録するなど、まさに記録づくめのお祭り騒ぎとなった一戦の裏では、ファンの声出し準備を手助けしたYell Selfieが一役買っていたのかもしれない。
(鶴海大輔)



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