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大泉洋×宮藤官九郎氏『終りに見た街』令和の家族が戦時中へタイムスリップ

マイナビニュース / 2024年7月30日 5時0分

執筆に着手したのが、ちょうど映画『こんにちは、母さん』(23年)で共演していた時期で、現場で大泉さんから「宮藤さんの作品、呼んで下さいよ~」と言われたので、すぐ呼んだらビックリするだろうなと思って、オファーする前から勝手に当て書きしました。

――本作の脚本で特にこだわった点や大切にしたことがあれば教えてください。

戦争経験の有無が、僕と山田先生の大きな違いなのですが、それを逆手に取って、実感を伴わない主人公の「反戦」が、この苛烈な物語を通じて実感を帯びてゆくという大きな流れを意識して書きました。彼らに感情を乗せることで、戦争の愚かさを感じることが出来ると思います。

――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします。

大好きな山田太一先生が「これだったらやってもいいよ」と仰ってくださった作品だそうです。今年は、たくさんのテレビドラマを書き、その振り幅に自分が驚いていますが、今回は山田先生の原作の力をお借りして、また新たな作風を手に入れたんじゃないかと手応えを感じています。はい。いつもと違います。お楽しみに。

【編集部MEMO】
大泉洋が演じる田宮太一は、ペンネーム・宮田一太郎で主にテレビドラマの台本を執筆する脚本家。やや愚痴っぽい性格。かつては劇団に所属し、俳優を目指していたが芽が出ず、脚本家に転身して20年。いまだ代表作と呼べる作品はないが、細々と続いている。家庭ではパートに夢中な妻と思春期の娘、やや反抗期の息子、そして認知症の症状が出始めたがすこぶる元気な母との5人暮らし。大黒柱としての威厳など欠片もなく、子どもたちにはウザがられがち。ある日、プロデューサーから「終戦80年記念スペシャルドラマ」の脚本を無茶ぶりされ、断り切れず引き受けることに。自宅に送られてきた戦争に関する膨大な資料に目を通しながら寝落ちしてしまった太一が、衝撃音で目を覚ますと……そこは太平洋戦争まっただ中の昭和19年6月の世界。なんと家族ともどもタイムスリップしてしまっていた。にわかに信じられない出来事になかなか受け入れられない太一だったが、やがて過酷な戦時下を生き抜くため、家族、そして同じくタイムスリップした亡き父の親友の甥とその息子と共に必死にもがくことに。
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