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シリーズ最新作『S.T.A.L.K.E.R. 2』を先行プレイ! 過酷な環境下でサバイバルする厳しさを思い知らされた

マイナビニュース / 2024年8月13日 2時0分

目的地であるゾーン内の研究所に辿り着くと、研究者たちは何者かに襲われ息絶えていた。遺体を調べると、わずかながら回復薬などのアイテムが手に入る。過酷なゾーンを生き残るには、こうして遺品を漁り、物資を奪うことも必要不可欠なのだ。

研究所内をくまなく探索し、遺された研究者のノートパソコンからチュートリアルのミッションの最終目的地となるポイントを割り出す。再び外に出て探索を続けるが、複数体で襲いかかってくるミュータントたちや、敵対するストーカーの攻撃に手も足も出ない。

特に厄介だったのが、ゾーン内の一部地域にいると、「被曝」による継続ダメージが発生すること。ただでさえ、ミュータントやストーカーに苦しまされているのに、被爆でドンドン体力が削られてしまっては、泣きっ面に蜂である。命からがらミュータントを倒せても、被爆ダメージにより、目的地手前で息絶えてしまうことが何度もあった。しかも、直前のオートセーブのデータをロードしてゲームを再開するも、セーブの時点で体力がほぼ尽きているため、またすぐにゲームオーバーになってしまう。

手詰まりになった筆者を見かねて、GSC Game World社の開発メンバーが操作を代わり、手を貸してくれた。直前のセーブデータではなく、体力が多く残る少し前のセーブデータからやり直し、襲い来る敵たちの間を見事に走り抜けていく。敵に正面から立ち向かわず、ときには逃げることも大事なのだと、開発者直々のプレイングから学びを得た。自身の体力や手持ちの物資を見直し、計画を立てて行動する。力押しなゲームプレイをしがちな筆者にとっては、新鮮な発見であった。

助けを借りながらどうにか先へ進み、目的地のポイントに到着。「スキャナー」と呼ばれる機器を所定の場所に設置し、ようやくミッション完了かと思いきや、周囲に稲妻がほとばしり、キエフは気絶してしまう。画面が暗転し、タイトルロゴが表示されたところでプロローグは終わった。

冒頭部分のみの試遊とはいえ、『S.T.A.L.K.E.R.』シリーズのストーリーや世界観を理解するにはゲーム内の専門用語が多く、筆者と同じように本作で初めてシリーズをプレイする人は少々戸惑うかもしれない。事前に過去作をプレイして少しでも知識を得ておくと、よりスムーズにゲームを楽しめるだろう。

2024年6月には、過去の3部作がセットになった、パッケージ版PlayStation 4用ソフト『S.T.A.L.K.E.R.: Legends of the Zone Trilogy』が発売されているので、気になった方はぜひチェックしてみてほしい。

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