1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

マセラティはオープンカーも手抜きなし! 新型「グランカブリオ」日本初公開

マイナビニュース / 2024年8月5日 11時30分

画像提供:マイナビニュース

マセラティジャパンは新型「グランカブリオ」を日本で公開した。4シータークーペの「グラントゥーリズモ」をベースとするオープンカーで、価格は3,120万円。納車開始は2024年秋の予定だ。ちなみに、グラントゥーリズモのフル電動車「フォルゴレ」の日本導入は決定しているものの、時期は未定だという。

マセラティにカブリオレは欠かせない!

マセラティは1914年、マセラティ兄弟によって創業されたので、今年で110年という長い歴史を誇るイタリアのメーカーだ。当初はレーシングカーメーカーとしてすばらしいマシンの数々を作り出し、名声を手に入れていった。そして第二次世界大戦後、マセラティはロードカーを作り始める。それが今のグラントゥーリズモの始祖、「A61500」と呼ばれるクルマだ。エンジンをはじめとするメカニズムはそれまでのレーシングマシンがベースで、ボディはピニンファリーナのデザインという、とても贅沢なグランドツアラーだった。

1950年には直列6気筒エンジンの排気量を2リッターにスープアップ。それをベースにカロッツェリアフルアが手掛けたのが、マセラティのロードカーで初のカブリオレとなった「A6G2000カブリオレ」だ。このクルマが今のグランカブリオにつながっていく。

マセラティのラインアップには常にカブリオレが存在した。今でこそ社内デザインのチェントロスティーレがデザインしているが、それまではさまざまなカロッツェリアが手掛けており、それぞれが非常に美しいスタイルをまとっていたのである。
新型グランカブリオの特徴は?

日本初公開となった新型グランカブリオは、先に発表されたクーペのグラントゥーリズモと並行して開発された。そのポイントはデザイン、性能、ラグジュアリーおよび快適性の3つだ。

まず、デザインで最も特徴的なのはクラムシェル型のボンネットだ。通常、ボンネットはボディ上面が開くため、フェンダーとボンネットを区切る線が上部に入ることになる。しかし、グラントゥーリズモとグランカブリオは、それを避けるためにサイドのフェンダー部分まで開閉するようにすることで、上面のラインを排除。大型のアルミ1枚での成型で美しさを追求した。

パワートレインはF1の技術から派生したV型6気筒ツインターボの“ネットゥーノ”エンジン。100%イタリア製だ。駆動方式は先進の4輪駆動システムで、足元にはエアサスペンションを備える。動力性能は最高出力550PS、最大トルク650Nm。これはクーペのグラントゥーリズモトロフェオと共通で、4輪駆動システムやエアサスペンションのチューニングもほぼ同様である。ちなみに最高速度は316km/hだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください