1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

編集部がkintoneで業務アプリを作ってみた 第1回 広報担当者の「プロフィール帳」を作る

マイナビニュース / 2024年7月30日 11時0分

IT業界の広報を転々としている方も少なくなく、「前職の担当者を紹介しますよ」と便宜を図ってくれることもしばしばあるので、広報の経歴も知っておきたい。1行では収まらないはずなので「文字列(複数行)」のフィールドを追加した。

作ろうとしているアプリは、約20年前の小中学校で大ブームとなった「プロフィール帳」の広報担当者版だ。同じクラスの気になる女の子に渡され、「おれ男子だから興味ないよ」と言いながら、嬉しそうにすべての欄を埋めていた幼少期が懐かしい。

そこで、堅苦しい情報だけでなく、「誕生日」や「好きな食べ物・お酒」、「特技」、「趣味・はまっていること」など、パーソナルなフィールドも追加した。いきなり聞くと「この記者なんなん……?」と思われるかもしれないので、会話の中で自然に情報を集めたいと思っている。

次に、選択肢の中から項目を1つ選んで選択できる「ラジオボタン」を追加し、その広報担当者と会ったことがあるか否かを判断できるようにした。先述した通り、記憶力が年々低下している筆者は、会ったことがない方に対して、会ったことがある感を出してしまうことがある。逆もしかりだ。

最期に、自分から見た印象を記入するためのフィールドも追加した。「リッチエディター」を選択し、自由なフォーマットで記入できるようにした。

『広報担当者のプロフィール帳』が完成!

必要なフィールドをすべて追加し編集できたので、「アプリを公開」というボタンをクリックした。すると、アプリにデータを入力できる状態になった。右上にある「+」ボタンを押せば、データの登録画面になる。

早速、サイボウズの広報担当者である吉村美波さんのプロフィールを登録してみた。吉村さん、いきなり電話をかけて質問攻めしてしまい、すみませんでした。自分も白米が大好きです。

アプリの背景の初期設定がシンプルな色合いだったので、「アプリの設定」の「デザインテーマの設定」からイエローに変えてみた。少しだけプロフィール帳っぽくなった。

そして、作成したアプリは歯車のアイコンからいつでも編集できる。今後、追加で知りたい情報が思いついた際は、どんどん編集していこうと思う。

初めて作ったアプリにしては、我ながら上手に作れたと思う。いや、kintoneを使えば、だれでも簡単に“いい感じの”アプリを作れるだけかもしれない。作成にかかった時間は、考える時間を含めて30分ほど。CMの豊川悦司さんのようにシュシュっと作ることができた。

プログラミング言語を使わないノーコード開発には拒否反応が出なかったので、今後も個人的に使えるアプリを気ままに作っていこうと思う。
(早川竜太)



この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください