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今すぐビジネスで役立つ! 生成AI活用術 第1回 今さら聞けない生成AI・LLM・ChatGPT - 使いこなすためのポイント

マイナビニュース / 2024年8月19日 8時0分

画像提供:マイナビニュース

2022年11月に「GPT-3.5」が公開、さらに翌年3月に「GPT-4」が公開されたChatGPT。その後目まぐるしく変化を遂げ、今でも毎日のように国内外で話題の耐えない生成AI業界。

そんな話題の生成AI、ChatGPTですが、PwC社の売上高500億以上・課長職を対象にした2024年4月の調査での推進度合いは「活用中」が43%、「推進中」が24%(参考リンク)。成果も二極化しています。大企業でこの状況ですので、中小企業に同一のアンケートを取れば、まだまだ推進にいたってない企業も非常に多いと予測されます。また、推進している企業であっても、個々の従業員レベルで見るとまだまだ活用に至っていない、ということも多いでしょう。

しかし、ガートナージャパン社の「生成AIのハイプ・サイクル:2023年」によれば(参考リンク)、2026年までに企業の80%以上が生成AIに対応したアプリケーションを展開するようになる、という見解を発表しています。

当記事では、この1年で法人企業からの生成AI相談を1,000回以上お受けし、実際にPoCや本開発を合計30プロジェクト以上行ってきたエクスプラザの生成AIの知見から、エクスプラザ代表取締役CEOの高橋一生(X:@vvxo)が、「ビジネスパーソンにとって生成AIは本当に使えるものなのか?」を共に考えていきたいと思います。

来たる生成AIの未来にビジネスがどのように変わりうるのかを考えていくうえで、今回は、そもそも生成AI・LLM・ChatGPTとは何なのかを学び、ビジネスで使うイメージを持ってみましょう。

生成AI・LLM・ChatGPTらを「チャットができる、なんでも知ってる・教えてくれるAI」と捉えているのがよくある誤解です。そして、使ってみた方々の感想として、「ある程度のことは答えてくれるけど、痒いところには手が届かず、思ったように動かない」。ここでがっかりして、使うのをやめてしまう人が多いように思います。

しかし生成AI・LLM・ChatGPTとは何かを正しく理解すると、どのように使いこなすべきかの勘所が分かると思います。

まず、生成AI(Generative AI)とは、文章、画像、音声、動画などのデータを生成できるAIのことを総称して指します。定義はやや曖昧ですが、基本的には多くのデータをディープラーニングによって学習させた学習済みモデルのことであり、利用者はその学習済みのAIを駆使して様々な新しいデータを生成することができます。

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