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デル、法人向けCopilot+ AI PC「Latitude 7455」披露 - マイクロソフトがCopilot戦略説明

マイナビニュース / 2024年8月1日 8時41分

画像提供:マイナビニュース

デル・テクノロジーズ(以下、デル)は5月に、AIの利用に最適化されたWindows PCシリーズとして「Copilot+ AI PC」5製品を発表。そして7月31日、同社これら新製品を報道陣に紹介した。本稿では、法人向けCopilot+ AI PCとして展開する「Latitude 7455」を中心に紹介したい。

法人向けCopilot+ AI PC「Latitude 7455」 の特徴

Latitude 7455の本体カラーはタイタングレー、キーボードカラーは黒色と、ビジネスシーンでの利用を想定した落ち着いたデザインとなっている。Dell Latitudeとして初めてSnapdragon Xシリーズを搭載し、X1P-64-100(10コア)またはX1E-80-100(12コア)を選択可能。

32ギガバイトのメモリや1テラバイトのストレージ、英語配列キーボードなど、企業での生産性を高めるカスタマイズ構成をサポートしている点も特徴。セキュリティ面では、Plutonセキュリティプロセッサーによる保護に加え、顔および指紋など生体認証による保護に対応している。

また、法人向けの展開にあたり、脱炭素やGX(グリーントランスフォーメーション)を支援するため、リサイクル素材や低炭素排出アルミニウムといった低環境負荷素材を採用した。バッテリーには再生コバルトを50%使用。梱包材には紙などのリサイクル素材を使用し、100%再生可能としている。

デルで法人向け製品を担当する白木智幸氏は「正直なところ、このモデルがどの程度ビジネスユーザーに受け入れてもらえるのか手探りな状況だった。しかし、リリース以降には中小企業から大企業まであらゆるセグメントのお客様から問い合わせがあり、われわれとしても驚いている」と、同製品の反響について語っていた。

マイクロソフトがCopilotを展開するための3つのプラットフォーム戦略

現在、マイクロソフトは「あらゆる製品・サービスにAI機能を搭載」を掲げ、生成AIを軸としたブランド「Copilot」を展開している。今後展開されるWindows PCのキーボードに新たに搭載する「Copilotキー」も、その本気度の表れだろう。このキーを押すと、どのような場面からでもCopilotを呼び出して生成AIとの対話を開始できる。

これからマイクロソフトがCopilotを展開する際には、「Microsoft Copilot」「Copilot stack」「Copilot+ PC」の3つのプラットフォームが中心となる。それぞれ、どのような戦略なのだろうか、概要を見ていこう。
Microsoft Copilot

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