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ゲーミングPC市場で盛り上がるマウスパッド、売れ筋はXLサイズ - 古田雄介の家電トレンド通信

マイナビニュース / 2024年8月1日 20時0分

「バランスタイプのゼロに対して、こちらはマウスがよく滑るスピードタイプに寄った仕様です。素早く滑るのでマウスが機敏に動かせますが、その分コントロールには技術が求められます。少しピーキーというところが1位と2位の差を生んでいるのかなと思います」

第3位:3mm厚と4mm厚が選べる「Pulsar ES2 Mouse Pad XL」

続く3位には、ポリウレタン素材を使ったPulsarのソフトモデル「Pulsar ES2 Mouse Pad XL」がランクインしました。厚みは3mmで、ニットポリファブリック生地を採用しています。価格は4,979円。

「こちらも1位に近くてバランスタイプといえる仕様で、定番といえる存在です。よりコントロール性を求める人は同シリーズの4mm厚が好まれますが、総合的に見るとより売れているのは3mm厚タイプになりますね」

第4位:ソフトタイプでもハード級の滑り心地「SV BASE Control+」

4位は、FreeFallのスクウェアモデル「SV BASE Control+」。シリコンなどの素材を独自にブレンドした素材「SV」を採用しているのが特徴です。厚みは3mmで、サイズは450×450mm。価格は6,480円でした。

「布製のソフトマウスパッドながら、プラスチック製やガラス製のハードマウスパッドのような硬さを実現しているのが特徴です。ソフトだけどハード並み、それに近い滑りやすさを求める人に注目されています」

第5位:ガラス製マウスパッドの定番「Thunder Glass」

5位には、ハードタイプのマウスパッドがランクインしました。Dream Gamerのガラスタイプ「Thunder Glass Mousepad Black 45×40」で、取材時の価格は10,980円です。机との間の摩擦力を高める滑り止めシールや、3種類のマウス用ソールも同梱しています。

「ガラス製マウスパッドもラインアップが増えていますが、多くはXLサイズで15,000円以上するんですね。しかし、Dream Gamerのこのシリーズは1万円ちょっとから買えて、マウス用ソールなどの同梱品も充実しています。耐久性にも定評があって、コスパの高さからガラス製の入門的な位置にありますね」

はみ出し情報…ピーキーぶりで愛される布製パッド「Neptune Pro Soft XL」

個性の強いマウスパッドは人を選ぶため、ランキング上位には入りづらいところがありますが、知る人ぞ知るコアな人気を得ていたりもします。そうしたマウスパッドの典型例として、磯田氏はリーサルゲーミングギアの「Neptune Pro Soft XL」を挙げます。4mm厚のポリエステル製モデルで、価格は10,890円でした。

「マウスを軽く持って動かすとすごくよく滑るのですが、ちょっと力を入れてマウスを沈ませると、一気に止めが強くなります。微妙な力の入れ具合で滑り具合が全然違ってくるんですよね。すごくピーキー。だからこそ、使いこなせたら替えの効かない存在になります」

著者 : 古田雄介 ふるたゆうすけ フリーランスライター。『アキバPick UP!』(ITmedia PC USER/2004年~)や『売り場直送! トレンド便』(日経トレンディネット/2007~2019年)などのレポート記事を手がける。デジタルと生老病死のつながりにも詳しい。著書に『スマホの中身も「遺品」です』(中公新書ラクレ)、『ここが知りたい!デジタル遺品』(技術評論社)、『故人サイト』(社会評論社)など。 この著者の記事一覧はこちら
(古田雄介)



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