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【推し活】50代以上の女性に増えている「末広がり推し」とは?

マイナビニュース / 2024年8月1日 15時44分

「推し」あり(いる)の人のうち、「推し」に関してお金をかけている人は69.6%。お金をかけている人の1人当たり年間費用の平均は、10万416円と10万円を超えた。お金をかけている人の割合は昨年より減り、一昨年の水準に戻ったが、かけている年間平均額は、一昨年の9万円台より高く、昨年の10万円台をキープしている。活動内容別に1人当たり年間平均額の推移をみると、「遠征費」は年々増加し、金額も他の活動に比べて高額となった。「現場で応援するグッズの購入費」も額は少ないながら、年々増えている。一方、減少しているのは、「コンサート、ステージ、試合などのチケット費」と「本・雑誌・関連書籍など」だった。

○推しのパターン「異才惚れ推し」と「一目惚れ推し」が多数

「推し」あり(いる)の人に、自身の推しのパターンを選んでもらったところ、「異才惚れ推し」21.7%と「一目惚れ推し」21.3%が2割強で多数を占めた。この2つのパターンは、この3年間多数派ではあるが、年々減っている。一方増えているのが「末広がり推し」で、最初の「推し」を核にして「推し」の対象が広がるパターンが1割を超え、2022年から2倍弱に増加。

自由回答でも、「推し」をきっかけに、新たなことに取り組み始めた記述が多数みられた。具体的には、「元気に応援できるように、体力をつけたいと思っている。しばらくサボっていたウォーキングを再開した」(56歳)、「韓国ドラマの俳優さんが 姿勢良く素敵なので、憧れて私も筋トレを始めました」(58歳)、「また本人に会いたい、ショーを観たいと思うので、リハビリを頑張って身体を鍛えていこうと努力している」(63歳)といった運動系や、「推しがイタリアのグループなので、イタリアを理解するためにイタリア語を習い始めた」(70歳)、「70代になってから、朗読サークルに入り、地元に知り合いが増えた。老後が寂しくなくなると思う」(75歳)といった学習系、「推し活で、推し友が広がり、旅をするようになった。新しいツールを覚えないと配信を見たり、グッズを買ったりできないので、とにかくネットに強くなった」(59歳)、「InstagramやTikTokなどこれまで無縁だったものを見るようになった」(67歳)など、多岐にわたる。
○「推し活」の悩みは?

「推し活」の悩みを聞いたところ、「チケット代も高くなり、地方都市から会場までの移動代、宿泊費等もかかるので金銭的な負担が大きい」(67歳)、「とにかくチケットが取れない。又は一年位先の予定でチケットを確保しなくてはならない」(59歳)、「推しは好きですが、最近は年齢のせいか面倒で、色々な作業が鬱陶しいことも多い」(53歳)、「地方在住だとチケットが取れても、出掛けるハードルが、少しずつ高くなってきている」(64歳)といった悩みが寄せられた。

出典「ハルメク 生きかた上手研究所調べ」
(Yumi's life)



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