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エアコン冷房「つけっぱなし運転」の注意点は? - パナソニックが解説

マイナビニュース / 2024年8月2日 15時34分

高温多湿でニオイが気になるのは、実は多湿ゆえの水蒸気の発生が関係しているという。部屋の湿度が高くなると、水蒸気が壁や天井、布製品などに溶け出すと考えられる。その際、水蒸気とニオイ成分がほとんど同じ大きさのため、もともと壁や布製品などに吸着されたニオイ成分が水蒸気に溶け出して空気中に放出されてしまうという。さらに高温によって揮発しやすくなるため、高温多湿な夏場はよりニオイが増して感じやすくなる原因の1つ。
○多湿時のニオイの除去方法、効果的なエアコンの使い方も

多湿時のニオイには、エアコンを使うことで効果的にニオイを軽減できる。風量を最大にして、風向をスイング、除湿(ドライ)運転でできるだけ低めの温度(湿度)で30分~1時間くらい運転することで、湿度にのって壁や布製品から出てきたニオイ成分を回収して除湿し、結露水としてエアコンから排出することができる。

また、エアコンを使わずにニオイを軽減するためには「換気」も有効なため、窓を開け換気することができる。サーキュレーターを持っているなら、窓の外側にサーキュレーターを向けて運転すると、部屋の空気を一気に外に押し出すので効率よく換気できる。
○「カビ」もニオイの原因に

高温多湿環境はエアコン内部にカビが生える原因にもなる。不在時に生えたカビが"カビ風"として帰宅後に部屋にまき散らされて、ニオイの原因となってしまう可能性もあるという。
○エアコンをしっかり乾燥をさせてから外出を

環境にもよるものの、不在日数が3日程度から、カビ発生のリスクが高まり、目に見えるほどに増殖していく。外出で閉め切った部屋が高温多湿環境となる夏場。特に夏休みやお盆休みなど長期休暇を控える場合、「内部クリーン運転」を活用しエアコン内部をしっかり乾燥させてから外出することで、カビ対策できる。

現在流通しているエアコンは、多くの機種が内部クリーン機能を搭載している。まずは自宅のエアコン機能と設定の確認を。内部クリーン機能を正しく理解し、活用することが大切だという。
○長期外出時の注意ポイント1:プラグは差したままに

長期外出の際にコンセントからプラグを抜く人もいるが、エアコンの待機電力は1W以下になる。エアコンによってはエアコンを使用していない間も内部の温湿度センサーを働かせ、カビの発生しやすい環境になると「内部クリーン運転」を開始するエアコンもあるので、そのような機能を活用しているなら、プラグは差したままでいるよう推奨している。
○長期外出時の注意ポイント2:エアコンの切り忘れには注意を

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