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LegalOn Cloud、締結後の契約書管理をAIで効率化するコントラクトマネジメント機能を追加

マイナビニュース / 2024年8月2日 7時29分

画像提供:マイナビニュース

LegalOn Technologiesは8月1日、AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」について、「コントラクトマネジメント」サービスをリリースしたことを発表し、説明会を開いた。新サービスにより、LegalOn Cloud上で案件の受付や契約書の作成、審査、締結後の契約書管理など、一連の業務を包括的に対応することが可能となる。

また、契約書に記載されている情報のみならず、締結に至るまでの経緯や参考資料などの関連情報を、AIによって体系的に管理可能となる。そのため、締結済みの契約書やその関連情報を確認しながら、新しい契約書の作成にも役立てられるとのことだ。

コントラクトマネジメントサービスの概要

今回LegalOn Cloud上でリリースしたコントラクトマネジメントサービスは、締結済みの契約書をアップロードするだけで、タイトルや契約締結日、契約当事者名、契約開始日、契約終了日といった契約書の情報を自動で抽出し、管理台帳を作成する。契約書の検索はもちろんのこと、自動で抽出した契約更新日の前に担当者に通知する機能も備え、契約期間の管理を支援する。また、請求書や仕様書など関連する文書も格納し、締結済み契約書にひも付けて管理可能。

コントラクトマネジメントサービスは、電子帳簿保存法のスキャナ保存および電子取引データ保存の要件にも対応し、JIIMA認証にも申請済み。開発にあたっては、SKJ総合税理事務所と共に電帳法の要件を確認しながら対応を進めたとのことだ。

LegalOn Cloudの開発を統括するCPO(Chief Product Officer)の谷口昌仁氏は、「極端なことを言えば、締結済みの契約書をLegalOn Cloudに放り込むだけで、契約書管理台帳の作成から契約期限の管理、契約内容の管理まで実現できる」と自信を持って語っていた。

リリース時から示されているように、LegalOn Cloudは一つの契約書に関連する依頼部門とのやり取りや法務部門内でのやり取り、顧問弁護士とのやり取り、修正履歴、関連する過去の契約書など、さまざまな情報をひも付けて管理可能。

締結済みの契約書と、その契約の背景や交渉の履歴は切っても切れない関係だ。LegalOn Cloudを使えば使うほど過去の事例やノウハウが蓄積され、将来の契約締結時に貢献するという。ユーザーが必要な情報を自分で探すのではなく、同サービスが情報を提示することで業務を効率化し、ユーザーがより本質的な検討や意思決定に時間を費やせるよう支援するとのことだ。

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