1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

OKIのオフィス向け健康行動促進サービス「Wellbit Office」 - 強みは“何気ない通知”

マイナビニュース / 2024年8月2日 12時28分

○オフィス環境を利用者の健康経営に繋げるために

未曽有の感染爆発が起こった数年前、その影響で社会全体には半ば強制的にリモートワークが普及した。当時はオフィスビルから人が消え、それぞれの自宅が職場となったため、やはり外出の機会が減ってしまい運動不足に陥りやすい状況に。在宅勤務が働き方の選択肢として定着した今も、その傾向は続いているという。

ただここ最近では、出社と在宅勤務を併用したり、中にはオフィス出社中心の勤務体系へと回帰したりといった流れが見られる。しかしながら、数年間のブランクによって社内での対面コミュニケーションが減少している例も多く、オフィスの中でオンライン会議を行い対面での会話が無い人や、1日中同じ席に座りっぱなしで過ごす人も少なくない。また、労働生産性を高めるためには休憩を適度に取ることが効果的だとされているものの、その適切な取得ができている人が少ないことも課題だ。

運動不足やコミュニケーションの枯渇が続いていては、せっかくのオフィス出社にも意味があるとは言い難い。そのため企業によっては、フリーアドレスやABW(Activity-Based Working)などへの働き方の移行や、フロア間移動を活発化させる設計や植物の設置などといった空間の工夫など、ハードウェア面での「ウェルネスオフィス」への変革が進んでいるという。しかし、大きな投資によってオフィス設計に工夫を加えたはいいものの、特に施策が伴わなければ、いつも固定の座席を使用するようになったり、用意されたスペースへと向かう機会が生まれなかったりと、その施設を最大限に活用できない可能性が高い。そこでOKIが開発を目指したのが、ウェルネスオフィスの活用をソフトウェア面から支援する新たなサービスだった。
○健康行動の習慣化を促すOKIの行動変容技術

今回サービス開始が発表されたWellbit Officeは、オフィス空間とスマートフォンアプリが連携することで、利用者のコミュニケーションや休憩、運動などを促進するというもの。スマホ上で、おすすめの業務場所や休憩の勧め、階段利用や歩行などを誘発するためのサジェスト、さらには食事に関するアドバイスなど、適した働きかけによって、効果的な行動の習慣化に貢献する。

OKIの牛窪氏によると、同社のWellbit Officeが持つ強みとして、利用者に“行動への自信”を植え付け習慣化につなげるための働きかけがあるという。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください