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スキマバイトで急成長した「タイミー」がIPO、今後株価は上昇するか

マイナビニュース / 2024年8月3日 7時0分

画像提供:マイナビニュース

スキマバイトサービスで、約20億円の利益が出るまでに急成長したタイミーが7月26日にIPOしました。時価総額1,000億円超えでのIPOを果たし、日本を代表する成長銘柄に仲間入りしています。

スキマバイトサービスへの行政による規制の懸念もある中で、同社の成長は今後も続き更なる株価上昇がなされるか注目されます。

スキマバイトのタイミーが7月26日にIPO

テレビCMでも知られるようになった、スキマ時間のアルバイトサービスを提供するタイミー<215A>が7月26日にIPO(株式上場)を行いました。アルバイトのマッチングシステムを開発し、更に多数の営業マンを配備することで事業者の利用ハードルを下げ、アルバイトのマッチングサービスをビジネスとして成功させてIPOに至っています。
急成長により今期は経常利益40億円の予想

タイミーは急成長しIPOを果たしました。下記が過去の業績推移です。

2020年10月期 売上高4.6億円、経常利益▲11億円、当期純利益▲12億円
2021年10月期 売上高12億円、経常利益▲13億円、当期純利益▲13億円
2022年10月期 売上高62億円、経常利益1.1億円、当期純利益2.5億円
2023年10月期 売上高161億円、経常利益19億円、当期純利益18億円

スキマバイトサービス「タイミー」のサービス開始は2018年8月です。その後、2021年10月期より売上高は加速度的に拡大し、2022年10月期には黒字化。2023年10月期には売上高100億円、経常利益10億円の大台を突破し、2024年を代表する急成長企業のIPOとなりました。

また、2024年10月期も売上高275億円、経常利益36億円の予想であり、IPO後も大きな成長が予想される状態です。
株価は今後の当面の成長を織り込む高い水準

タイミーは1,450円の公開価格に対し、初値は1,850円となり公開価格を27%上回る初値が付きました。ただし初値時価総額は1,760億円で(公開時点は1,379億円)、また初値時点の予想PER(※)は78倍(公開価格時点は61倍)です。

東証プライム市場の平均予想PERが約15倍・グロース市場が約50倍であり、高めの株価設定でのIPOとなりましたが、初値は更に上昇しました。ただし株価は今後の成長を相当先まで織り込んだ高い水準です。

※2024年10月期の予想EPS23.69円を利用し各予想PERを算出
人手不足という時代背景の中で望まれたサービスの提供で急成長を果たす

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