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高収入・共働き夫婦が得られる額は? 夫婦合わせた年金の最高額を試算してみた

マイナビニュース / 2024年8月6日 11時0分

102万5,000円×5.481/1,000×648カ月=364万480円

○理論上の夫婦の最高受給額は?

老齢基礎年金と老齢厚生年金を合わせると、445万6,480円が最高額という結果になりました。

夫婦ともに最高額を受給すると、年間で891万2,960円、1カ月あたりにすると約74万円です。

ただし、計算される受給額は額面上のもので、実際にはここから住民税や健康保険料などが天引きされます。

住む地域などによって異なりますが、天引きされる金額は10~15%程度が目安となります。

○夫婦で最高額を受給している人はどのくらいいる?

年間で891万2,960円という計算結果になりましたが、あくまで理論上の話です。

厚生労働省年金局の「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、個人で月額30万円以上を受給している方は、1,599万6,701人のうち12,496人、そのうち女性は326人のみです。

よって、夫婦ともに最高額を受給しているケースは非常に少ないと考えられます。
○50代後半の夫婦が老後の年金生活に備える方法

年金生活に備える方法は、年齢やライフステージによって大きく異なります。ここでは、定年が視野に入ってきた50代後半の夫婦の場合で解説します。
○年金の受給予定金額を確認する

まず、実際に受給できる予定の年金額を確認しておきましょう。50代後半であれば、これまでの年金の加入実績により、受給予定額もある程度正確に把握できます。

受給予定額を確認するには、以下のような方法があります。

ねんきん定期便を確認する
ねんきんネットで確認する
お近くの年金事務所や年金相談センターで尋ねる

手元に年金定期便がなく、ネットの操作も分からない場合は、年金事務所などを訪問するのが良いでしょう。

年金事務所の受付時間は、平日は午前8時30分から午後5時15分まで、週の初日は「時間延長」で午後7時まで相談可能です。

また、毎月第2土曜は午前9時30分から午後4時まで受付をしていますので、平日に訪れるのが難しい方はこの日を利用しましょう。
○退職後の家計簿を作成する

次に、年金生活に入ったときの家計簿を作成し、いくらの支出が必要かを明らかにします。

現役時代と異なり、会社関連の交際費やランチなどの飲食代は不要になりますので、カットできる支出もあるでしょう。

一方で、退職後に趣味を始めたいなど、新たな出費が生まれるケースもありますので、今の段階でわかるものはリストアップしてください。また老後に関しては、介護に関する支出も想定しておく必要があります。

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