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Google Cloud、データベースとアナリティクスの新サービス群を発表

マイナビニュース / 2024年8月5日 18時26分

画像提供:マイナビニュース

米Google Cloudは8月2日、Google Cloudのデータベースとデータアナリティクスに関する新サービスを発表した。新サービスの発表に先立ち、メディア向けに同社 プラットフォーム & テクニカルインフラストラクチャ バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャー ブラッド・カルダー氏と、同 データベース ジェネラルマネージャー兼バイスプレジデント アンディ・ガットマンズ氏が出席し、説明会を開催した。
データは最も重要なAIの原動力になっているが……

冒頭、カルダー氏は「AIの力によりアナリティクスは新しい時代を迎えた。AIとエンタープライズデータを組み合わせることで、価値を引き出せるということを目の当たりにしている。データは最も重要なAIの原動力になっているが、大半が闇になっている。つまり、見られてはいるが、使われていないということだ。ほとんどのデータは構造化されていなければ、管理もされていないためAIに接続することにより、データインサイトでチームにパワーを与えることができる」と述べた。

同氏によると顧客からは「データを活用してサイロ化を解消したい」「マルチモーダルなデータ基盤を導入し、変革したい」「AIアシスタンスによる生産性向上を通じて自然言語でデータに容易にアクセスしたい」という声があるという。

一方、ガットマンズ氏は「生成AIの導入が加速する中、オペレーショナルデータベースは企業の生成AIアプリケーション構築の基盤を提供し、AIユースケースを推進するものだ。精度、関連性が高く、最新の情報を得ることができる」と述べている。

今回、同社では「生成AI」「モダナイズ」「開発者」という3つの領域で各種サービスを発表した。

生成AI
「BigQuery」と「Looker」にGeminiを搭載

はじめに生成AIからだ。エンタープライズ向けDWH(データウェアハウス)の「BigQuery」にLLM(大規模言語モデル)「Gemini」をと搭載した「Gemini in BigQuery」がGA(一般提供)となった。同サービスは、SQLコードの生成と説明、Pythonコードの生成、データキャンバス、パーティショニングとクラスタリングの推奨事項を提供するものとなる。

データキャンバスとは、AIによるデータの可視化やモデリング、分析し、BigQuery Studioへの統合やPythonノートブックの自動生成が可能とするもの。BigQueryでデータをクレンジング、変換、準備できるほか、文脈を認識してAIが生成する変換推奨でデータ開発の迅速化が図れるという。

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