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【熱帯夜】睡眠時の熱中症対策、エアコン冷房を上手に使うコツは? - ダイキンが解説

マイナビニュース / 2024年8月6日 11時37分

○熱帯夜の睡眠時の悩み 1位は「暑くて目が覚める」

「夏場の熱帯夜の睡眠時のお悩み」について尋ねたところ、特に悩みが無い人は23.8%に留まり、約4人に3人(76.2%)が何らかの悩みを持つことがわかった。

それらの悩みのうち、最も多かったのは「暑くて目が覚める」(45.5%)で、次に「なかなか寝付けない」(33.0%)が挙げられた。多くの人にとって、暑さが睡眠の妨げになっていることがうかがえる。三宅氏は「質の良い睡眠を意識することが翌日の熱中症リスクの低下につながる可能性がある」と話す。快適な睡眠環境を作ることも、熱中症対策のひとつとして大切なことだと言えそうだ。

○熱帯夜の睡眠時、約8割の人がエアコンを使用

全体のうちで熱帯夜の睡眠時にエアコンを使っている人の割合を調査したところ約8割(81.6%)という結果となった。積極的に熱中症対策に取り組む人が少ない一方で、熱帯夜の暑さへの悩みを持つ人が多い実態を踏まえると、熱中症対策への意識の有無に関わらず多くの人がエアコンを使用しているようだ。

続いて、熱帯夜にエアコンを使っている人の使い方について調査した。「朝までつけっぱなし」(46.1%)と「タイマー設定をして、寝ている途中で切れるようにしている」(43.5%)が、どちらも4割を超え、ほぼ同数という結果に。今回の調査では、「つけっぱなし運転派」と「切タイマー運転派」には節電意識や睡眠時の困りごとに対する大きな差は無く、習慣の違いと言えそうだ。

○熱帯夜の睡眠時、「暑さ指数(WBGT)」の上昇に要注意

熱中症対策への意識の違いによるエアコンの使い方についても調査した。その結果、熱中症対策に取り組んでいる人ほど熱帯夜にエアコンを使用する傾向があることがわかった。また、「よくしている」と回答した熱中症対策に積極的に取り組んでいる人は、朝まで「つけっぱなし」にしている割合が高い結果にもなった。

夏の睡眠時、エアコンをつけていないと室内の温度や湿度が徐々に上昇し、熱中症への警戒が必要な環境になることがある。こうした熱中症のリスクの評価には「暑さ指数(WBGT)」と呼ばれる指標が用いられる。エアコンを朝まで「つけっぱなし」にしておくと、一般的に熱中症の危険性が少ないといわれる程度のWBGTに抑えることも可能。気温や湿度が高い日は、エアコンをタイマーで切るよりも朝まで「つけっぱなし」にした方が、快適な睡眠にもつながると考えられる。

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