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災害時に発生するスマホの通信障害、イザという時の対策と事前の備えを覚えておこう

マイナビニュース / 2024年8月8日 19時45分

災害での停電は、私たちのスマートフォンにとっても死活問題です。スマホの充電ができなくなるわけですから、少しでもバッテリーを長持ちさせる必要があるのです。災害や停電時のスマホ電池節約術をまとめたのが以下の図です。

まずは当たり前ですが、スマホを極力使わないことが基本。特に動画・ゲームなどバッテリーを大きく消費するものは使わないようにします。

節約術のひとつ目はスマホの省電力機能を使うこと。iPhoneなら「低電力モード」Androidでは機種により名称は異なりますが「バッテリーセーバー」などの省電力機能を設定で有効にしてください。

ふたつ目は液晶画面をできるだけ暗くすること。スマホでもっとも電池を使うのは液晶画面なので、画面をできるだけ暗くすれば長持ちします。

またアプリの通知をオフにする、ロック解除時間を短くすることも大切です。各種アプリの通知がオンだと、そのたびに画面を点灯するため、バッテリーを使ってしまいます。アプリの通知はほぼすべて切って、重要なLINEの通知などだけ生かしておきましょう。同様に、画面が自動的に暗くなる画面ロックの解除時間を短くしておいてください。

最後は、停電が長引いて圏外になった場合の対処です。もし停電が長引いて携帯電話サービスがストップ(圏外になる)したら、電池節約のために機内モードにすることをお勧めします。

圏外だとスマホはフルパワーで電波を出して基地局を探すため、電池が早くなくなってしまうからです。機内モードにして利用できるならWi-Fiを利用しましょう。
災害対策は事前の準備が大切

災害に備えてスマホの準備も欠かせません。

上の図にまとめましたが、まずはモバイルバッテリーを持っておくこと。容量としては1万mAh(ミリアンペアアワー)以上あれば、スマホを2回から3回は充電できます。価格は2,000~4,000円程度ですから、ひとり1個持っておくべきでしょう。ネット通販が間に合わない場合は、家電量販店で購入し、災害が起きる前にフル充電しておきましょう。

そして安否確認のために、複数の連絡手段を用意しておくこと。メールやSMS(ショートメッセージ)、LINEなどのメッセンジャー、XやフェイスブックなどのSNSなど、複数の連絡手段を確保しておきましょう。また災害伝言板・災害伝言ダイヤルでの安否確認の練習もしておくべきです。毎月1日に試験運用されていますから、離れた親戚・高齢者などのために一度使ってみるといいでしょう。

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