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iPadで描こう! - 2024年版・絵を描くためのiPadとApple Pencilの選び方

マイナビニュース / 2024年8月6日 11時30分

○<おすすめ2>10.9インチiPad(第10世代)64 GB/Wi-Fiモデル+Apple Pencil(第1世代)

なるべくコストを抑えて始めたいなら、お買い得な10.9インチiPad(第10世代)がおすすめです。他のモデルが円安の影響で軒並み値上がりする中、iPad(第10世代)だけは値下げされ、よりお求めやすくなりました。2022年発売なので最新モデルほどの性能はありませんが、iPadはもともと耐用年数の長いデバイスです。この先少なくとも3〜4年は使用できると考えられます。

ただし、注意したいポイントが2つあります。一つはセットで選ぶApple Pencilが「Apple Pencil(第1世代)」であることです。新しいApple Pencil(USB-C)も使用できますが、前述したように筆圧感知に非対応です。iPad(第10世代)で使える筆圧感知対応のモデルは「Apple Pencil(第1世代)」しかありません。

第1世代は丸軸で、iPadの側面に磁石で取り付けられません。また、充電とペアリングはケーブルで接続する必要がある上、付属のLightning/USB-C変換アダプターを使用する必要があります。つまり、多少面倒です。

もう一つは、ストレージの選択肢が64GBと256GBしかないことです。64GBでもお絵かき系アプリの使用には問題ありませんが、長期的に作品ファイルが増えればストレージが圧迫される可能性があります。定期的に作品ファイルを外部ストレージに書き出すなど、やりくりする方法を考えておくと安心です。256GBを選べば余裕ですが、価格がだいぶ高くなり、むしろiPad Air(128GB)の価格に近くなります。
○モバイル通信は使えた方がいい?

iPadにはWi-Fi通信機能だけの「Wi-Fiモデル」と、モバイル通信機能も搭載した「Wi-Fi+Cellularモデル」があります。外で使用する際にはモバイル通信機能があると便利ですが、イラスト・マンガ制作用なら自宅据え置きと割り切って、モバイル通信機能のない「Wi-Fiモデル」でよいでしょう。ただし、アプリの入手やユーザー認証、ファイルのバックアップなどのためにWi-Fi環境は必須です。
○キーボードは必要?

iPadは画面上にキーボードが表示されるため、外付けのキーボードがなくても文字入力が可能です。ただし、マンガのセリフを入力したり、ツール操作にショートカットキーを使うなら、やはり外付けが便利。とはいえ、Apple純正のMagic Keyboardは高価ですし、トラックパッドも不要なので、あえて選ばなくても大丈夫。シンプルなBluetooth接続キーボードを別途用意するのがおすすめです。
○他社製のスタイラス(デジタルペン)でも大丈夫?

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