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「新NISA」で毎月10万円積み立てたい! 年収いくらあればいけるか試算してみた

マイナビニュース / 2024年8月6日 10時23分

画像提供:マイナビニュース

新NISAが始まって半年以上経ちましたが、皆さん活用していますか?新NISAのつみたて投資枠は年間最大120万円に拡充されたので、月間にすると10万円まで非課税で投資できます。しかし、毎月10万円を投資にまわせる人は限られてくるでしょう。そこで、年収がいくらあれば、毎月10万円の積み立てが可能なのか、家計収支から無理のない積み立てができる年収を導き出してみたいと思います。さらに最終的に積立額がいくらになるのか、投資期間と年利ごとに表した一覧表も掲載しているので参考にしてみてください。

新NISAで毎月10万円の積み立ては現実的?

最初に新NISAの概要をおさらいしておきましょう。

新NISAは、つみたて投資枠が年間120万円、成長投資枠が年間240万円、あわせて年間360万円まで非課税で投資ができます。そして、生涯を通して非課税で運用できる限度額1,800万円の枠が設けられました。保有している投資信託などの購入金額の合計が1800万円を超えない限り、何年でも投資や保有を続けられます。また枠の再利用ができるので、商品の入れ替えも可能です。

年間投資枠が拡大(つみたて投資枠120万円・成長投資枠240万円)
非課税保有限度額1,800万円(成長投資枠は1,200万円)※枠の再利用が可能

新NISAでは積立投資しかやらないという人は、まずはつみたて投資枠を利用すると思いますが、成長投資枠でも積立投資は可能です。そのため、やろうと思えば、月30万円の積み立ても可能です。しかし、現実問題として、月30万円の積み立てができる人はなかなかいないと思います。

それでは月10万円はどうでしょうか。可能な気もしますが、生活費とは別に用意しなければならないので、それなりの収入がないと実現できません。ただ、月10万円を投資にまわすことができれば、15年で元本は1,800万円になり、生涯投資枠を使い切ることができます。50歳から積み立てを始めるのなら、月10万円を積み立てないと間に合わないという言い方もできるでしょう。月10万円の積み立ては、厳しいながらも、目標設定としては十分あり得る金額といえます。
毎月10万円の積み立てができる年収は?

では、実際に、月10万円を積み立てできる年収を試算してみたいと思います。

前提条件として、10万円の積み立てと生活費以外に、手取りの20%を貯金できる家計収支を設定したいと思います。生活費以外のお金をすべて投資にまわすのはリスクがあるため、投資とは別にすぐに引き出せるお金も準備しておく必要があります。

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