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ネットワークの超基本! エンジニア1年目の教科書 第16回 通信が行われる仕組み

マイナビニュース / 2024年8月7日 7時0分

この時、TCPが指定するポート番号やIPが指定するアドレス情報は宛先と送信元が反転したものを、それぞれのヘッダーに記載します。このようにHTTPレスポンスを送信する時は、HTTPサーバが送信元の立場として「カプセル化」動作を行っています。

HTTPクライアントであるPCがデータ(HTTPレスポンス)を受信すると、ブラウザ画面上にWebページが表示されます。
まとめ

・各レイヤで必要となる情報(ヘッダー)を付加する動作を「カプセル化」と呼ぶ。
・各レイヤで読み取るべき情報(ヘッダー)を処理する動作を「非カプセル化」と呼ぶ。
・通信の仕組みにおいて各レイヤのプロトコルが「カプセル化」「非カプセル化」を繰り返しながら、次のレイヤのプロトコルへ情報を渡している。

次回は、ネットワーク上に流れている通信データの中身を確認する方法を紹介します。

○大谷 星佳(おおたに せいか)

ネットワンシステムズ株式会社
ビジネス開発本部イノベーション推進部ネットワークアカデミーチーム所属
2020年ネットワンシステムズ入社。シスコシステムズ社認定インストラクター資格を取得し、社内外に向けて、主にネットワーク分野の研修を提供。初心者に向けての研修を得意としている。弊社が取り組む大学との共同開発カリキュラム提供では、実行担当者として産学連携の活動もしている。また、近年増加しているオンライン研修の品質向上を目指し、研修方式の調査・改善に取り組んでいる。
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