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日経平均の乱高下、どう行動すべき? 増配株投資家の「配当太郎」さんに聞く

マイナビニュース / 2024年8月6日 18時22分

画像提供:マイナビニュース

日経平均株価が乱高下している。4,451円と過去最大の下げ幅を記録した5日から一転、6日には上げ幅が一時3,400円超を記録。波乱相場に動揺している人も多いだろう。こんなとき、個人投資家はどのように行動したらいいのか。『新NISAで始める! 年間240万円の配当金が入ってくる究極の株式投資』を出版した投資家の「配当太郎」さんに話を聞いた。

○株価が乱高下するいまだからこそわかる、配当株投資の魅力

━━学生時代に株式投資を始められたという配当太郎さん。リーマン・ショックが配当株投資に目覚めたきっかけだったそうですが、どんな出来事があったのでしょうか?

リーマン・ショック前は市場が良かったということもあり、企業や業績の分析をすることなく、話題に上がる銘柄を自分の直感で売ったり買ったりしていました。

もちろん、自分が好きな企業の株ではあったのですが、短期で売買したり、イナゴ投資をしたりしていたのです。

しかし、リーマン・ショックでその手法が通用するわけもありません。当時は、ただ資産が減っていく状況をなすすべもなく眺めることしかできませんでした。

とはいえ、保有していた銘柄の中でも業績の良い企業からは配当金が入ってきました。キャピタルを得ようとしても得られない市場だったからこそ、インカムゲイン、配当株や優待株の投資に舵を切ろうと思ったのです。

━━8月5日には日経平均の終値が前週末比4,451円安、ブラックマンデーを超える過去最大の下げ幅となりました。改めて、インカムゲインを重視した配当株投資の魅力を感じていらっしゃいますか?

株式投資とは何なのか改めて考えたときに、"企業の業績の恩恵を受ける"という点が一番大事なポイントではないでしょうか。経営者は株価にコミットすることはありませんが、企業が発表する一株配当の予想はある種、株主に対する約束に近いところがありますから、それを実現するために全力を尽くしてくれるだろうと私は信じているんです。

配当金は結果的に目に見えている数字なので、自分の収支もわかってくるし、株価がものすごく上がれば売却して利益を得る選択肢を取ることもできます。配当株投資をベースに置いておくと、安定的な収入を得ながら機動的に動くことができるんです。

今回の日経平均の下落で一時的に資産が減ったとしても、配当株であれば、外部要因で経済後退がない限り、配当収入に変化はないと思っています。また、こういう場面で打診買いしていけば、その先には株数が増えたことによる配当金増加も見込めます。長期保有・インカムゲイン重視の配当株投資は、超マクロ的視点で考えれば心配が少ないと感じます。
○自分が信じられる企業、大型株を保有し続ける

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