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AIの大規模な導入を可能にする「Qlik Talend Cloud」を提供開始

マイナビニュース / 2024年8月8日 7時0分

画像提供:マイナビニュース

クリックテック・ジャパンは8月7日、都内で記者説明会を開き、新製品「Qlik Talend Cloud」の提供開始を発表した。米Qlik 副社長 兼 データ事業本部長 ドリュー・クラーク氏が来日し、説明を行った。

データ分析の5つのトレンド

はじめに、クラーク氏は2024年下半期におけるデータ分析の市場トレンドとして、以下の5つを挙げた。

ポイントソリューションからレイクハウスパラダイムにシフトする流れ
AIと非構造化へ予算をシフト - 生成AIのためのLLM(大規模言語モデル)とRAG(Retrieval Augmented Generation:検索拡張生成)、
製品としてのデータ 新しいメッシュの概念
AIのためのデータ統合とデータ統合のためのAIというニーズ
新たな局面を迎えるAIにおける信頼できるデータの重要性

5に関して、同社では顧客に対して調査を行った結果、グローバルにおいて98%の経営層が今後3~5年間にAI基盤モデルが組織の戦略で重要な役割を果たすと確信しているが、39%の企業のみしか現時点で明確なAI戦略を持っていないことが判明した。
データから成果につなげる間にはギャップがある

クラーク氏は「データの使用と、それを成果につなげていくことに関しては、まだギャップがあることに加え、信頼性におけるギャップも依然として存在している。データアナリティクスに関して、データとビジネスの成果におけるギャップをどのように埋めていくかについて検討を重ねた」と述べた。

このようにデータから成果へと橋渡しするためには、あらゆるソースからあらゆる種類のデータを集めて変換する「移動/変換」、信頼性と説明可能性を向上させる「信頼性」、社内の利用者がアクセスできるようにする「接続性」、AI分析、機械学習、非構造化データのための生成AIを含めた「解析/予測/回答」、「行動」の5つのステップが重要だという。

同氏は「これら5つを効果的に実施している企業は、ギャップを縮めることができるようになる。それによってビジネス上のアドバンテージや価値を生み出すことが可能だ」と話す。それを実現するものがQlik Talend Cloudだ。

大規模なAI価値創造を実現する「Qlik Talend Cloud」

同製品は、大規模なAI価値創造を実現するための包括的な統合ソリューションと位置付けており、企業の責任あるAI導を促進するように設計されているという。ノーコードからプロコードまで、AIにより強化されたデータ統合機能を提供し、企業があらゆるレベルでデータの整合性を維持し、AI導入を加速できるよう支援するとのこと。

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