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別荘を持つには年収がいくら必要? 複数拠点生活を送る人の収入や年代、月の維持費を調べてみた

マイナビニュース / 2024年8月19日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

「別荘」と聞くと、ごく一部の富裕層が持てるもの、普通の会社員には無縁なもの…というイメージを抱く人が多いのではないでしょうか。しかし近年では、20〜30代の若い世代の間に「2拠点生活」「複数拠点生活」が広まり、一般的な収入の会社員の中にも別荘を持つ人が増えているのだそうです。では、別荘を持つには実際どのくらいの年収が必要なのでしょうか。複数拠点生活を送る人のデータから、目安となる年収をご紹介します。

■複数拠点生活を送る人の年収・年代は?
<年収>

休暇やレジャー、週末のセカンドハウスなどに使われることの多い別荘。メインの自宅とは別に不動産を持つことから、よほど資金に余裕のある人でないと所有は難しいと考えがちです。しかし、「複数拠点生活」に関するデータを見てみると、別荘を持つ人の年収は一般的な年収とかけ離れているわけではないことがわかります。

一般社団法人 不動産流通経営協会の「複数拠点生活に関する意向調査」(2022年3月)によると、現在複数拠点生活を行っている人(実施者)の平均世帯年収は約764万円、平均個人年収は約509万円でした。また、今後複数拠点生活を行いたい人(意向者)の平均世帯年収は約674万円、平均個人年収は約433万円となっています。

総務省統計局の「家計調査(2023年) 夫婦共働き世帯の収入(60歳未満)」によると、夫婦共働き世帯(子どもなし)の平均月収は71万2,740円、年収に換算すると855万2,880円です。また、国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の平均給与は458万円です。

これらと比較すると、複数拠点生活を行っている人の平均世帯年収は特別高いわけではなく、むしろ一般的な共働き家庭の平均年収よりも低くなっています。一方、給与所得者の平均年収とはさほど変わりありません。

ただし、複数拠点生活を行っている人の年収にはばらつきがあり、一概にボリュームゾーンと言える平均年収はなく分散傾向にあります。たとえば、複数拠点生活の実施者の平均世帯年収は、以下のように分布しています。

200万円未満 6.2%
200万円以上~300万円未満 7.0%
300万円以上~400万円未満 9.6%
400万円以上~500万円未満 9.3%
500万円以上~600万円未満 8.7%
600万円以上~800万円未満 15.1%
800万円以上~1,000万円未満 11.8%
1,000万円以上~2,000万円未満 16.7%
2,000万円以上 5.0%
わからない 10.6%

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