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別荘を持つには年収がいくら必要? 複数拠点生活を送る人の収入や年代、月の維持費を調べてみた

マイナビニュース / 2024年8月19日 11時0分

最も多い層は世帯年収1,000万円以上〜2,000万円未満の16.7%ですが、次いで多いのは世帯年収600万円以上〜800万円未満の15.1%です。また、その他の世帯年収にも広く分散しています。

なお、複数拠点生活を行っている人の職業(本人)で最も多いのは、実施者・意向者ともに「正社員・公務員」でした(実施者44.4%、意向者50.1%)。次いで、「専業主婦・主夫」(実施者14.5%、意向者12.5%)、「無職」(実施者9.0%、意向者8.2%)と続きます。

別荘を持っている人の職業としてまず挙がりそうな「会社経営者・役員」は実施者7.3%、意向者4.9%となっており、「パート・アルバイト」(実施者7.1%、意向者9.7%)と比べてさほど多くない数字となっています。
<年代>

次に、複数拠点生活を行っている人の年代を見てみましょう。同調査によると、複数拠点生活を行っている人の年代にはあまり偏りが見られません。実施者、意向者の年代分布は以下の通りです。

・実施者

20~30代 27.4%
40~50代 33.9%
60~70代 38.7%

・意向者

20~30代 29.6%
40~50代 42.5%
60~70代 27.9%

実施者のうち最も多いのは60〜70代ですが、若年層である20〜30代も約3割います。また、複数拠点生活を行っている人の平均個人年収を見ても実際の平均年収とさほど変わらないことから、ごく一般的な年収の人や若い世代の人も別荘を持ち、複数拠点生活を送っている現状がうかがえます。
■別荘の維持には1ヶ月あたりいくらかかる?

では、別荘を持ち複数拠点生活を行うには、月にどのくらいの費用が必要なのでしょうか。同じく「複数拠点生活に関する意向調査」を見てみると、サブ拠点(別荘)にかかる維持費(※)の月額は、平均約5万4,000円です。また、月額5万円未満と答えた人は62.8%にものぼります。

自宅の他に別荘の維持費が月5万円は安いとは言えませんが、一般的な収入の世帯でも手の届かない金額ではないでしょう。それに、維持費を月額5万円未満に抑えている人も多くみられます。

また、別荘を使用しない期間に何らかの形で運用を行い、維持費を補てんすることもできます。運用手法はさまざまですが、代表的なものとしては以下のようなものがあります。

・民泊として貸し出す
・賃貸物件やレンタルスペースとして貸し出す
・地域住民等に貸し出す
・知人や友人等に貸し出す

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