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【更年期症状】夏に多い「ホットフラッシュ」「めまい」の対処法は?

マイナビニュース / 2024年8月13日 8時38分

画像提供:マイナビニュース

クラシエ薬品は8月8日、「夏場の更年期に関する実態調査」の結果を発表した。調査は2024年7月8日~7月10日、更年期症状の有無を自覚している45~54歳の女性412名を対象にインターネットで行われた。
○更年期女性の83.9%が「夏」に更年期症状が気になると回答

今年の夏の時期に気になる心身の症状に対する悩みについて尋ねたところ、更年期関連の症状について1つでも気になると回答した人は83.9%にのぼった。この結果から、45~54歳の女性の多くが夏場に起きる更年期症状に不安を抱えていることがうかがえる。

なお、 更年期関連の症状には、肩や首筋のこり、めまい、動悸・息切れ、頭痛、耳鳴り、体力の低下・疲れやすい、冷え性、肌のしみ、ホットフラッシュ(のぼせ・ほてり)、月経不順、イライラ、抑うつ気分、不眠・眠れない、不安感・恐怖感がある、怒りっぽい・不機嫌になる、夜中に目が覚めるといった症状を含む。

○夏場は「ホットフラッシュ」「めまい」の発生が多数

続いて、季節によって発生する更年期症状に違いがあるのかを探るため、「直近1年以内に感じた体の不調・お悩み」に対して、その不調がいつ発生したのかを尋ねた。その後、回答の中から、更年期関連の症状の回答率を季節ごとに集計した。

まず、夏場の更年期症状をみてみると、「ホットフラッシュ(のぼせ・ほてり)」が20.4%と最も多い結果となった。「ホットフラッシュ(のぼせ・ほてり)」は、1日における体感温度の急激な変化などによって引き起こされる自律神経の乱れから生じやすいと考えられるという。夏は通常でも汗をかきやすい時季のため、暑さによる発汗とホットフラッシュによる多汗が相まって不快感を覚える人も多いようだ。次いで「めまい」(12.2%)、「体力の低下・疲れやすい」(8.8%)が挙げられており、ホットフラッシュと同様に自律神経の乱れなどが一因と考えられる"夏バテ"のような夏特有の不調事情がうかがえる結果となった。
○春も夏同様「ホットフラッシュ」が、秋冬は「冷え症」がトップに

次に、春夏秋冬の季節ごとに更年期症状を比較したところ、季節による差が見られる結果となった。特に、ホットフラッシュ(のぼせ・ほてり)は他の季節と比較しても、群を抜いて夏場に発生しやすいことがわかる。一方、秋・冬にかけては「冷え症」が1位という結果になった。中でも、冬場の冷え症は2位のホットフラッシュ(のぼせ・ほてり)に比べ30%以上多く発現しており、季節ごとの環境、特に気温の変化が更年期関連の症状に影響している様子がうかがえる。
○更年期の各症状が発生した季節によって、対処法を変えている人は平均1割

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