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山本耕史、「俳優人生の原点」『RENT』で感じた情熱の大切さ 全編英語で再び 完走後は新たな挑戦の可能性も

マイナビニュース / 2024年8月10日 12時0分

画像提供:マイナビニュース

●『RENT』で「自分がやるべきことはこれなんだと初めて思えた」
シリアスな役からコミカルな役まで幅広い役柄で見る者を楽しませている俳優・山本耕史(47)。10歳で舞台デビューしてから数多くのドラマや映画、舞台に出演しているが、山本が「俳優人生の原点」「ターニングポイント」と語るのが、1998年に主人公マーク・コーエンを演じたブロードウェイミュージカル『RENT』の日本語版初演だ。そんな『RENT』が今夏、初の日米合同キャストで上演されることとなり、再び山本がマーク役で主演を務める。山本にインタビューし、『RENT』が自身に与えた影響、そして、全編英語で挑む日米合作版『RENT』への意気込みを聞いた。

NYイースト・ヴィレッジに生きる若者たちの姿をビビッドに描き、ピュリツァー賞やトニー賞などに輝いたロック・ミュージカルの金字塔『RENT』。1998年の日本語版初演から26年の時を経て今夏、東京と大阪で上演される初の日米合作『RENT』は、マーク役の山本、モーリーン役のクリスタル・ケイに加え、ロジャー役のアレックス・ボニエロ、エンジェル役のジョーダン・ドブソンらブロードウェイで活躍するキャストが集結する。

山本は「『RENT』があったから今の自分があるというのは紛れもない事実であり、自分が構成された一つのターニングポイントであるのは間違いない」と『RENT』が自身に与えた影響の大きさを語る。

「自分の意思で芸能界に入ったのではなく小さい時からやっていたので、自分がやりたいものでもないというか、学校に行くような感覚でしたが、『RENT』と出会って、自分はこれがやりたいんだ、自分がやるべきことはこれなんだと、初めてそう思えたんです。稽古の中で『これはできる?』『じゃあやってみて』と、自分の潜在能力が引き出されるような毎日で、俳優という仕事に対する意識もそこから変わっていきました」

キャスト同士が遠慮なしに本気でぶつかり合う作品作りにも、とても刺激を受けたという。

「作品作りは内側を向いてみんなで手を取り合うというイメージがありますが、『RENT』の時は、自分がやるべきことはこれだとそれぞれはっきりしていて、みんなある意味バラバラの方向を向いているけど、作品でみんなが一つになる。『お前さっき音外していただろ』と共演者同士が言い合うような、みんなが外側を向いて戦っていた作品はこれだけだったなと思います」

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