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【防災】停電時に冷蔵庫のなかみはどうする? 災害への備え方を解説

マイナビニュース / 2024年8月13日 11時38分

画像提供:マイナビニュース

台風や落雷、大雨、地震といった災害や、計画的な停電時に備えて冷蔵庫の使い方や備え方を見直してみませんか。

停電時の保冷時間はどれくらい?

冷蔵庫のドアを開閉しなければ、設置場所や季節によっても変動がありますが、2~3時間程度であれば、庫内温度は保たれます。つまり、数時間で復旧の見込みがあるならば、極力開閉回数を減らすことで食材を保つことができます。
あらかじめ停電が決まっている場合
冷蔵室でやっておくこと

予告があり、停電が決まっているのであれば、鮮度保持が難しい肉や魚は消費しておきましょう。台風のように数日前から通過予測が出ている場合も同様に、早く食べきりたい食材を中心にして調理をして食べ切るか、作り置きおかずにしておくと、停電時にも食事がとりやすくなります。買い置きをする場合は、常温保存できるものを用意しておきましょう。
冷凍室でやっておくこと

冷凍室はあらかじめ整理整頓をして、お互いが保冷剤の役目を果たすように立てて隙間なく収納するようにし、隙間があれば、保冷剤や水が入ったペットボトルを冷凍しておきましょう。ペットボトルの水は、凍ると膨張するので、2割程度水分を減らしてから冷凍するようにしましょう。

細かいことですが、製氷機の氷は画像のようにあらかじめジップ式の冷凍用保存袋に入れて保管しておくと、万が一氷が溶けたときにも処理がラクになります。

冷凍室へ入れておくとよい食材として、解凍後に食べられるようなものを入れておくと調理の手間も少なく、食事を確保することができます。

解凍後すぐに食べられる食品の例として、納豆や冷凍モッツァレラチーズ、きんぴらごぼう、肉加工食品、焼き芋などです。台風シーズンなどは、冷凍室の中身も気を付けておくといいですね。

停電が長引いたときは

冷蔵庫はできるだけ開閉回数を減らすことが庫内温度を上げないために大切なことです。とは言え停電が長引く場合には、保冷剤や凍らせたペットボトルを冷蔵室へ移して庫内温度の上昇を防ぎます。

置き方のコツは、冷気は下に流れる性質があるため、冷蔵室の上段にタオルを敷いてから、凍らせたペットボトルや保冷剤を置きましょう。溶けたペットボトルの氷は、飲料水や生活用水として使用することができます。

停電から復旧したらやること

まずは冷蔵庫の動作確認をしましょう。ドアを開けたときに庫内の明かりが点くか、運転音はしているのかなど、確認をしましょう。停電で冷蔵庫の設定が初期設定になっていたら、再設定をするとよいでしょう。
そして食材の状態をチェックして、傷んだ食品は、健康のためにも処分しましょう。
停電などに備えておくと便利なもの

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