Google Workspaceをビジネスで活用する 第93回 表の入力や集計がしやすくなる「Googleスプレッドシート」の「テーブル」機能を使う
マイナビニュース / 2024年8月16日 9時0分
表の作成に便利な「Googleスプレッドシート」ですが、表を作成していて行を追加し、新しいデータを入力する度に書式を設定するのが面倒だと感じる人も多いことでしょう。とりわけ多くのデータを入力する必要がある表を作成する際には、こうしたちょっとした作業が大きな手間につながってきてしまうものです。→過去の「Google Workspaceをビジネスで活用する」の回はこちらを参照。
そこで2024年、Googleスプレッドシートに新たな機能として「テーブル」が追加されました。これはシートの列ごとの書式設定をまとめて設定できる機能で、入力を楽にしてくれたり、見やすくまとめてくれたり、集計をしやすくしてくれたりするものです。
他の表計算ソフトに同種の機能が備わっていただけに、Googleスプレッドシートでもテーブル機能の追加を待ち望んでいた人も多いのではないでしょうか。なおこの機能は有料エディションだけでなく、無料のエディションでも利用可能となっています。
既存の表をテーブルにする
では、既存の表をテーブルにするにはどうすればよいのでしょうか。まずはGoogleスプレッドシートでテーブルにしたい表を開いた後、テーブルにしたい範囲を選択します。
続いてメニューから「書式設定」を選び、メニューから「テーブルに変換」を選択します。
すると表の見た目が変わり、テーブルに変換されたことが分かります。ただし、どの表でもテーブルにできる訳ではなく、セルを結合している表などはテーブルに変換できないので注意して下さい。
テーブルに変換ができたら、まずは列ごとの書式設定を変更してみましょう。各列にあるメニューボタンを押し、「列の型を編集する」を選んでから、「数値」「日付」などその列の書式を選ぶことで、新たに行を追加した際にもその書式で入力・表示ができるようになります。
メニュー下部の「プレースホルダを表示」を選ぶと、新たに行を追加した時に入力例が表示されるようになります。
テキストであれば見出しと同じ名称、数字であれば「##」、価格でれば「\xx」といった入力例が表示されることから、多くのデータを続けて入力する際の入力間違いを防ぎやすくなるでしょう。
テーブルを見やすくするソート、フィルタ、グループ化
また、テーブルを見やすくする機能の1つとして、ソートやフィルタ、そして「グループ化」といった機能も用意されています。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
kintoneでゼロから始めるノーコード開発 第6回 「テーブル」を使ってフォーム画面に表を作成する
マイナビニュース / 2024年8月16日 11時0分
-
外部ファイルをExcelに読み込む際の作業を効率化するPower Queryの活用
ASCII.jp / 2024年8月11日 10時0分
-
Google Workspaceをビジネスで活用する 第92回 「Adobe Express」と連携して「Googleスライド」に無料でAI生成の画像を追加する
マイナビニュース / 2024年8月2日 9時17分
-
kintoneでゼロから始めるノーコード開発 第5回 Excelファイルを読み込んでアプリを作る
マイナビニュース / 2024年8月2日 7時0分
-
「SkyVisualEditor」Ver.21.0をリリース
PR TIMES / 2024年7月22日 16時45分
ランキング
-
1スマホやケータイがぬれた時に「やってはいけないこと」と「やるべきこと」
ITmedia Mobile / 2024年8月16日 6時0分
-
2「五輪代表に選ばれませんでした」 競技“失敗の瞬間”投稿が流行 「元気出た」「ほんま好きwww」と人気
ねとらぼ / 2024年8月11日 16時15分
-
3【台風 接近】関東近郊の交通機関の最新情報確認法(8月16日更新)
ASCII.jp / 2024年8月16日 11時30分
-
4「Xperia 1 VI」を1カ月使って感じた“変化と進化” これぞ唯一無二のエンタメマシンだ
ITmedia Mobile / 2024年8月12日 10時0分
-
5Microsoft、Exchange 2016の延長サポート終了に向けたガイダンスを公開
マイナビニュース / 2024年8月13日 12時38分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください