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外資系化粧品会社→パラレポーター→ブランド立ち上げ スキンケア研究家・三上大進のキャリアに迫る

マイナビニュース / 2024年8月22日 10時0分

画像提供:マイナビニュース

●とにかく激務だった会社員時代「プラダを着た悪魔になれると思ったら…」
2018年平昌パラリンピック、2020年東京パラリンピックにてレポーターを務め、注目を集めたスキンケア研究家の三上大進が、初自叙伝『ひだりポケットの三日月』(講談社 1,540円)を上梓した。生まれもった障がい、NHKパラリンピックレポーターとしての奮闘、自己肯定感をくれた美容との出会い、セクシャリティのこと。自身の経験を通じて伝えたい、「ありのまま、そのままのアナタが美しいのだ」というメッセージが込められている。

マイナビニュースでは今回、同作のなかでも触れられていた三上のキャリアに注目。外資系の化粧品会社を経て、自身のスキンケアブランドを作るまでの経緯に迫った。

○新卒で外資系の化粧品会社に就職

――初自叙伝を発売することになった経緯を教えていただけますか。

私はこれまで、テレビ、YouTube、Instagramなど、映像で何かを伝える経験をしてきて、ありがたいことに、自分を応援してくださる方々と出会うことができました。なかには、「大ちゃんの話してくれたことに救われた」と言ってくださる方もいらして。そういう言葉に出会い、自分が何かを発信することで、誰かの人生のほんの少しの一助となれたりしたこともあるのかなと思ったとき、ふと、文字で伝えた経験がなかったなと。

話し言葉は、声色もあるし、表情も伴います。けれど、文字だと言葉のまま相手に伝わりますよね。文字という形に残す、一生変えることができない言葉だからこそ、誰かの心に一生残るものが作れるかもしれないという思いから、執筆をスタートさせました。

――三上さんがどんな人なのかを知ることができる、大変読みごたえがある一冊でした。途中、ありのままの気持ちを吐露したページは胸が苦しくなったのですが、最後はクスッと笑えるユニークな筆致で、三上さんの優しさを感じました。

うれしい! そう言っていただけて、良かったです。

――また、本作を拝読して、三上さんのキャリアの作り方がすごいなと。大学卒業後、新卒で外資系の化粧品会社に就職されたのはなぜだったんですか?

中学生の時に美容と出会って、美容が持っている力にすごく魅せられた経験が根底にあって。大学に進学して、就職先を選ぶとなった時、自信が持てなかった自分、傷だらけで見たくもなかった左手のことを受け入れられるようになったきっかけの一つをくれた化粧水のボトルのことを思い出したんです。

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