1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

日本で普通に乗っても便利? トヨタ「ランクル70」に試乗!

マイナビニュース / 2024年8月29日 11時30分

画像提供:マイナビニュース

過酷な環境での使用を想定したトヨタ自動車のSUV「ランドクルーザー70」は、日本で暮らす一般人の日常使いに向いているのか? こんな疑問を解消するべく、ランクル70に試乗してきた。街乗りや高速道路を走った印象を含め、レポートしていきたい。

ランクルは3つのラインアップで展開

トヨタのSUV「ランドクルーザー」には非常に多くのバリエーションが存在する。現行モデルのラインアップは、高級で快適な本格SUVのフラッグシップ「ランドクルーザー300」、プラドの愛称で親しまれたライトユースモデルの後継「ランドクルーザー250」、最も無骨なヘビーデューティーモデル「ランドクルーザー 70」(いわゆるナナマル)の3つだ。

ナナマルは「ランドクルーザー70 バン」として1984年に登場し、翌年には乗用車テイストを強めた「ランドクルーザー70 ワゴン」が追加となった。そのワゴンはのちに「プラド」を名乗り、悪路走破性と快適性を両立させたライトユースモデルとして人気を博した。ランドクルーザー250がプラド系列の最新モデルとなる。

その一方でナナマルのバンは一時生産がストップし、長らく休眠状態だった時期がある。300と250の2モデルがあれば、国内の需要を満たせると考えていたのだろう。しかし、無骨なスタイリングのバンは人気が高く、多くのファンの要望を受け2014年に期間限定で日本市場に復活。生誕30周年記念モデルとして、バンとダブルキャビンピックアップの2つのバリエーションを販売した。

個人的な話にはなるが、2014年にこの限定モデルを購入しようと試みたが、残念ながら買えなかった。私のようにナナマルを入手できなかった多くのランクルファンにとって、今回の再々販はうれしいニュースとなったことだろう。

現行モデル(2023年発売)であるナナマルのパワートレインは、直列4気筒の2.8Lディーゼルエンジンだ。最高出力は204PS、最大トルクは500Nmを発揮する。このパワーによって、車両重量2,300kgのナナマルを軽々と走らせることができている。

ボディサイズは全長4,890mm、全幅1,870mm、全高1,920mmと大柄で、実車を前にすると数値以上に存在感がある。トランスミッションは使い勝手を考慮し、オートマチックトランスミッション(AT)のみの設定としたそうだ。
段差はふわりと乗り上げる

かなりの存在感があるとはいったが、不思議なことに、ひとたび運転席に乗り込むと大きさをあまり感じない。おそらくフロントガラスやAピラー、窓枠などが垂直基調で、視界が広いからだろう。走らせていて大きさはほぼ気にならなかった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください