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iPadで描こう! - 2024年版・絵を描くためのiPadアプリ10本試し描き

マイナビニュース / 2024年8月16日 18時17分

テキストツールの機能性はさすがのAdobe品質。縦書きや文字詰めにもきっちり対応しています。日本語フォントも無料で複数利用でき、カスタムで追加も可能です。ただし、作画機能はマンガに特化したものではないので、どちらかといえばイラスト向きと言えるでしょう。デザインツールを使わない方にとっても、無料で高機能なペイントアプリとして単独で使っても充分価値があります。
○CLIP STUDIO PAINT:マンガ・イラスト・アニメを網羅した高機能アプリ

App Store
公式サイト
価格:サブスクリプション(EX:980円/月・8,300円/年、Pro:480円/月・3,000円/年など)

マンガ制作アプリの筆頭といえば「CLIP STUDIO PAINT」(以下、クリスタ)。プロ御用達の機能性は間違いありませんが、もともとPC向けに開発されたソフトを移植したものなので、インターフェイスが比較的細かく複雑です。マンガ表現に関しては作画をサポートする相当数の機能が搭載されていますが、どこにあるのかが初見ではわかりにくく、困ったときには調べて使い倒す気力と多少のデジタル系スキルが求められます。さらに、パレットをカスタマイズしたり求める表現に合うアセットを入手するなどして、アプリを自分用に“育てる”感覚が使いこなしていくコツと言えるでしょう。

気になるのは料金の方。iPadアプリはサブスクのみとなり、使い続ける限り料金を支払う必要があります。もしクリスタそのものを使うことが目的なら、iPad+アプリではなく、PC+ペンタブor液タブを用意してPC向けの「買い切り版」を利用した方がコスパがいいかもしれません。
○MediBang Paint:無料でここまでできる! 初心者にも優しい機能が豊富

App Store
公式サイト
価格:無料(MediBang Premium:300円/月〜、広告削除1,200円(買い切り))

「MediBang Paint」(以下、メディバン)は、インターフェイスがわかりやすく、初心者でも学びながら使えるのが特徴です。「ライブラリ」には初心者向けの練習用コンテンツが用意されており、線の引き方・色の塗り方から学べます。FAQやスキルアップのための情報もアプリ内から閲覧が可能。

こだわって使い込むならクリスタのほうが奥が深いですが、メディバンは価格も含めた手軽さと、マンガ・イラストを仕上げるのに十分な機能で、操作に煩わされずに描きたい方におすすめです。イラスト・マンガのSNS「ART street」と直結で投稿が可能。また、集英社のマンガ誌編集部への「Web持ち込み」機能も。月額300円〜の「MediBang Premium」では、より多くの素材やPremium限定の機能を使用できます。
○アイビスペイント:豊富なブラシ・素材・フォントが無料で使える

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