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発達障害の息子の“居場所”を守ろうともがく家族…身近に感じた永作博美「自分も頑張ろうと」

マイナビニュース / 2024年8月17日 18時0分

画像提供:マイナビニュース

●腕は間違いないから大丈夫――信頼関係に感心
女優の永作博美が、フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)のナレーション収録に臨んだ。担当したのは、18日・25日の2週にわたって放送される『母と息子のやさしいごはん2~僕と母さん 時々父さん~』。飲食店を経営する発達障害の息子とその母、そして陰ながら支える父を追った作品だ。

幾度となく訪れるピンチに対し、何とか息子のための“居場所”を守ろうと、もがきながら立ち向かっていく家族の姿に、永作は「自分も頑張ろうと思えました」と力を受け取ったようだ――。

○赤字を補填してきた父が歯科医院を廃業

東京・護国寺にある「酒・食事処 大(たい)」。調理担当の息子・大貴さん(31)と接客担当の母・貴美子さん(67)の二人三脚で営むこの店には、自家製デミグラスソースを掛けた名物のハンバーグを目当てに、お昼時は多くの客が訪れる。

幼い頃から成績優秀だった大貴さんは、中学生の時、突然の不登校に。その後、発達障害の診断を受け、自宅に引きこもる日々を送っていた。そんな大貴さんを変えたのが、初めて作った料理。母が喜んでくれたことをきっかけに料理人の道を歩み始めた。

その姿を一番近くで見ていた母は「大貴が思う存分、料理が作れる場所を…」と、2020年1月、文京区・本郷に食堂を開店させたが、直後に突入したコロナ禍により、わずか2年で閉店。そこから再起してディナーメニューを研究し、日本酒も取りそろえた本格的な飲食店として、母とオープンさせたのが「酒・食事処 大」だ。

しかし、なかなか売り上げは伸びない。その上、赤字を補填し、経済的にサポートしてくれていた父・充明さん(84)が、高齢のため歯科医院を廃業することになってしまった…。

○親はどうしても責任を背負ってしまう

この家族の姿に、「ゴツゴツした無骨感があって、ぶつかり合いながらも一生懸命進んでいる感じが微笑ましいし、応援したくなる。そして、ただただ家族でできることをやろうと必死に前を向いて進む姿が、何も誇張されてなくて、とても身近に感じたので、自分も頑張ろうと思えました」という永作。

両親が大貴さんの力を信じて、最大限のサポートをする姿にも感銘を受け、「“腕は間違いないから大丈夫”とおっしゃっていて、そこの信頼関係もすごいですよね」と感心した。

家族の中でも特に共感したのは、やはり母親だ。

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